pf

KEK

PF研究会「測定しているけど見えていない情報を引き出すためには?〜不可逆反応、不均一反応での情報科学/計算科学×計測技術の融合〜」

 
2016年11月17日掲載

<趣旨>

 量子ビームの計測技術(検出器や計数系)や基盤設備(施設の高度化)などの進歩により、従来の平均・静的な測定方法に加えて、ナノメートルオーダーの空間分解能とフェムト秒の時間分解能での計測が可能となってきた。これにより、ある物理量の時間発展を速度論的に解釈することで反応次定数だけでなく反応メカニズムの解明や、反応起点のサイトを特定する観察、といったことが出来るようになる。
 今後、従来困難であった測定対象が実際に動作・機能している条件下でのリアルタイム計測等を実現する計測・解析手法の高度化をさらに進めて行くことにより、ある現象をエネルギー弁別(分光)、空間位置、時分割のそれぞれについて飛躍的に高い分解能での測定が実現可能になる。その結果得られる測定データの量および次元はこれまでとは比較にならない膨大な量のデータ(big data)となる。こうしたbig dataを最大限活かすには、単に従来の個別分解型の解析法だけでなく、教師無し学習的な方法による相関因子の抽出といった新たな取り組みが必要となる。そのためには、スパースモデリング、画像解析、信号処理等の広範な逆解析技術を中心にした情報科学・統計数理による計測対象の特徴量解析手法や大量データの迅速・高精度解析手法等を開発し、それらを融合することが重要となる。
 本研究会では不可逆 and/or 不均一反応を対象にして、従来もしくはこれから得られるであろうbig dataから、潜在的に存在する新規な物理量の抽出を目指して、計測系および情報処理系研究者が一堂に会し議論できる場を提供する目的で実施するものである。

<概要>

日時:2017年1月19日(木)12:30~19:00

会場:KEKつくばキャンパス 4号館1Fセミナーホール(KEK交通アクセス, KEKキャンパスマップ

提案代表者:木村正雄・野澤俊介・中尾裕則(KEK/IMSS/PF)

所内世話人:木村正雄・野澤俊介・中尾裕則・一柳光平・深谷亮(KEK/IMSS/PF)

参加費:無料

旅費のサポート:なるべく旅費をサポートさせていただきますが、予算の都合により希望に添えない場合もあります。
        予めご了承下さい。締切後に旅費の有無についてご連絡させていただきます。
        ※自宅、 実家、知人宅にお泊りの場合は、宿泊費は支給されません。
        ※企業にお勤めの方、大学院生、学部学生、つくば在住の方には旅費、宿泊費は支給されません。

KEKドミトリー:PFのビームタイム中ではありませんが、他のイベントもあり、バス付きの部屋数は限られております。               希望に添えない場合もありますので、予めご了承下さい。
             ●シングルバストイレ付き(SB) 2,000円/泊
             ●シングルバストイレ無し(S)  1,500円/泊
        ※ドミトリーを利用される場合は共同利用者支援システムにユーザー登録、用務登録が必要となります。
         登録方法は締切後にご連絡します。

懇親会:研究会の最後に自由討論と懇親会を兼ねたもの予定しております。

参加申込:下記のフォームよりお申し込み下さい。
      旅費、KEKドミトリーを希望される方は12月28日(水)15時までにお申込下さい。
      サポートを伴わないご参加は当日まで受け付けますが、
      Web事前参加申し込みは1月13日(金)で締め切らせていただきます。
      ウェブ登録締め切後は当日、会場にてお申込下さい。

sankaform_grey.jpg

重要な締切:
  旅費、KEKドミトリー希望の参加申し込み: 12月28日(水)15時<-締め切りました。
  懇親会参加申し込み: 1月13日(金)<-締め切りました。
  Web事前参加申し込み: 1月13日(金)<-締め切りました。

お問い合わせ:研究会事務局(pf-kenkyukai@pfiqst.kek.jp)までご連絡下さい。

<プログラム>

※研究会資料はウェブに掲載されています(KEK Proceedings 2016-12)。
 1月19日(木)
12:00~ 受付開始
12:30〜12:35 施設長挨拶(村上洋一)
12:35〜12:40 趣旨説明(木村正雄)
その1:実験で時空のヘテロがどこまでわかるか (座長:野澤俊介)
12:40〜13:15 「物質の衝撃応答における不均一性」
  熊本大学 パルスパワー科学研究所 川合伸明/KEK物構研 一柳光平
13:15〜13:50 「リラクサー強誘電体に見られるナノドメイン、ヘテロ相ゆらぎ」
  量子科学技術研究開発機構 大和田謙二
13:50〜14:25 「電気化学エネルギー変換デバイス特性の理解 〜電流・電位と量子ビーム計測結果との融合〜」
  京都大学 内本喜晴
14:25〜15:00 「構造材料の階層構造 〜微細組織を変数として考えるアプローチ〜」
  KEK/物質構造科学研究所 木村正雄
15:00〜15:15 休憩(15分)
その2:実験で明らかになった時空のヘテロを如何にして情報処理するか(座長:中尾裕則)
15:15〜15:50 「パーシステントホモロジーによる材料科学データの空間構造解析について」
  東北大学WPI-AIMR 大林一平
15:50〜16:25 「ベイズ推定に基づくスペクトルデータからの情報抽出」
  産総研人工知能研究センター 永田賢二
16:25〜17:00 「マテリアルズ・インフォマティクスによるLiイオン電池の高濃度電解液探索」
  NIMS/JSTさきがけ 袖山慶太郎
17:00〜17:25 「強相関系のヘテロ時空ダイナミクスと構造物性」
  東北大学 石原純夫
17:25〜19:00 自由討論+懇親会

<講演者の皆様へ>

【発表時間について】

プログラム中の発表時間は「5分の質疑応答時間」も含んでおります。
よろしくお願いいたします。

【要旨について】

要旨提出期限:1月6日(金)までにpf-kenkyukai@pfiqst.kek.jpまでお送り下さい。
フォーマット:テンプレート(WORD)をご利用下さい(A4サイズ 1枚でお願い致します)。
順次当ホームページに掲載させていただきます。

【Proceedingsについて】

PF研究会では研究会終了後、Proceedingsの発行が義務付けられています。
「KEK Proceedings」として出版されます。またKEKプレプリント・レポートデータベース
https://www.i-repository.net/il/meta_pub/G0000128Lib)に登録され、 ウェブにも掲載されます。
その点ご承知おきの上で要旨と、必要なら編集の上、当日発表していただいたスライド資料を
ご提出頂くようお願いします。

更新日 2017-1-19


ページトップへ