12/15 (木) 大学めぐり「ILCセミナー」お茶の水女子大学

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「大学めぐり」は1~3人の講師で全国の大学を訪問してILC に関する2時間程度のセミナーを行う活動です。
12/15 (木)はお茶の水女子大さんを訪問いたしました!

『ILCの物理と測定器』     ヤン ジャクリン (KEK)
『ILCの加速器と計画の現状』  大森 恒彦 (KEK)

参加者数:13人、うち学生(学部3年以上)が9人、スタッフ4人

談話会の時間が長めにとれて、LCWSの話、ILCの実現に向けての話もできました。
周辺大学で今後行うセミナーへの合同参加の案内をし、次回伺うときに(たとえばLHCのトークも交えての)これまでと異なる形式のセミナーの提案もしました。

講演中のあとも質問があり、
以下に印象に残った質問の例を挙げておきます:

– ILCの検出器に関して、calorimeter の読み出しはアナログかデジタルか、トリガー要らないのか
– なぜリニアにつくるか(SRについての簡単な物理の説明をしました)
– 超対称性粒子探索で質量差をどんなに小さいところまでいけるか
– なぜ衝突の休憩時間が多いか
– 実現に向けてのタイムライン
– 学生たちはどんな加速器と検出器の研究を行っているか

また、ILC測定器の研究会に興味を示されたので、定期的にKEKで行われるILC測定器の学会の案内をいたしました。