KEK-CFF製超伝導加速空洞2号機、38MV/mの最大加速電界を達成

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完成したKEK-2号機を前にして。

 

ILC用9セル超伝導加速空洞(KEK-2号機)(長さ1.3メートル)

 

このたび、KEK-CFF製超伝導加速空洞の2号機(KEK-2号機)が完成、性能試験において、加速電界、Q値の両方で前回製作したKEK-1号機を上回るとともに、ILC加速器用加速空洞の評価基準値である35MV/mを満たす、最大加速電界Eacc=38メガボルト/メートル(MV/m)(Q0=9×109)を達成、超伝導加速空洞の量産化に向けて大きく前進しました。