2015年12月に世界中の国が合意した「パリ協定」では、温室効果ガス排出量の実質ゼロを今世紀後半に実現することが目標です。そのころにはきっと、世界中の素粒子物理学者の期待を集める夢の直線衝突型加速器「国際リニアコライダー」(ILC)が本格稼働していて、画期的な研究成果を次々とあげていることでしょう。大量の電力を消費するILCにとって、温室効果ガスゼロに向かって積極的に貢献することは言うまでもない責務です。私たちがいま検討を進めている「グリーンILC」構想を紹介します。 (素粒子原子核研究所 藤本順平)
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