ILCX2021:ハイブリッド形式か完全オンラインで開催

ILC ニュースライン

※この記事は2021年7月27日に発行されたILC NewsLineの翻訳記事です。

今年10月26日~29日に開催するILCX2021ワークショップの計画を立てています。ポスターの下絵も完成し、現地組織委員会では開催に向けて具体的な開催の方法を検討しています。

先週(訳注:7/19週)、現地組織委員会とIDT執行部はハイブリッドか完全オンラインでの開催にすることを決断しました。コロナの状況は、特に新しいデルタ株の流行を含めて、まだ不安定であり、現状では、完全な対面式の開催を推し進めることは賢明ではないと判断しました。

本ワークショップのタイムテーブルは世界各地から全体会議への参加を最大限に促すように設定しています。ハイブリッドか、完全オンライン開催にするかは9月初めに決断する予定です。その頃には、日本がワクチンパスポートを受け入れて入国後の隔離を回避できるかどうか、あるいは夏の東京オリンピックをどのように乗り切ったか分かるでしょう。もうまもなくワークショップへの参加登録が開始されます(訳注:すでに開始されています)。最終的な開催形式が確定していないため、当面は参加登録料を取らない予定です。

ぜひ参加登録を進めてください。ハイブリッド形式での開催の場合は、会場はKEKとなり、ワークショップ前日の10月25日には東北地方への小旅行を企画しています。また、開催期間中の午前中にはKEKでの施設見学も企画しています。さぁ、今こそILC施設での新しい実験アイディアを考える時です!

ILC国際推進チーム(IDT) WG3(物理・測定器)部会長 村山斉

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