SBRC

KEK

BINDS支援コンサルティング申請の文例

以下、E0申請の場合の記入例です。ご参考までに。


支援を希望する主なユニット:構造解析領域

支援項目:電子顕微鏡

希望する代表担当者:千田俊哉

希望する担当者:安達成彦

コンサルティング課題名:

(例)~~~~に関わるタンパク質の単粒子解析に向けたクライオ電顕による性状評価

コンサルティング課題内容:

(持ち込む予定の複数のサンプルについて記述してください。均一で十分量のサンプルが精製出来ていることをアピールしてください。E0測定の支援期間は1年程度を目安としていただき、クライオ電顕単粒子解析に向けて、支援期間中に精製法の改良やグリッド作製条件の検討など、どこまで行うか具体的にお書きください。サンプルの形状が均一でない場合、他の因子を加えるなど形状を安定化させるための戦略があればそれもお書きいただければと思います。単粒子解析に適したサンプルが得られた場合は、そのサンプルに絞った申請を行うこともお書き添えください。)





(例)申請者のグループでは、これまで、XXX、YYY、ZZZについて、立体構造解析を目指した研究を行なってきた。しかし、これらについて、これまで数年に渡って結晶化を試みてきたものの、結晶を得ることができていない。均一かつ十分量のサンプルを精製することには成功しているので、近年、近原子分解能での立体構造解析が可能になった、クライオ電子顕微鏡による単粒子解析を試みたい。

 サンプルの精製スキームの変更も含めて、クライオグリッド作製の条件検討やクロスリンクなどの条件検討を包括的に行っていきたいので、BINDS・解析領域の支援プログラム(E0測定)に申請する。また、XXX、YYY、ZZZの形状が不安定な場合、これらの因子のみでは単粒子解析に適したサンプルを得られない可能性もある。そのため、因子の形状を安定化させうる相互作用因子との複合体についても、クライオ電子顕微鏡での解析対象に加える。

 以上を扱っていく過程で、単粒子解析に適したサンプルが見つかった場合は、再度、そのサンプルに焦点を絞ったE1測定の申請を行いたい。上記の計画の成否に関わらず、支援期間は1年で終了とする。その期間を過ぎた場合、再申請を行うか、全体計画の見直しを行いたい。