国立科学博物館で霧箱教室実施

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7月26日(火)~28日(木)、国立科学博物館(東京都台東区)において「2016夏休みサイエンススクエア」(主催:独立行政法人国立科学博物館)が開催されました。KEKでは、つくばサイエンスツアーオフィス 茨城県科学技術振興財団が出展する「君もノーベル賞科学者に!?:魔法の箱を使って、放射線を観察しよう!」に講師とアシスタントを派遣しました。1日5回、3日間で15回の講座で204名が参加。小学3年生以上の子どもたちが霧箱製作と観察に挑戦しました。

講義では、KEKが加速器という大型の実験装置を使って、物質や宇宙が何からできているかを研究していることや、霧箱がノーベル賞を3つ受賞した実験装置であることを説明しました。その後、霧箱キットを製作し、普段は目に見えない放射線の飛跡を観察しました。観察後には、霧箱で何が見えたかや霧箱の原理の説明を行いました。

講義の最後に国際リニアコライダー(ILC)を紹介。「ILCは君たちが活躍する加速器。この中でILCで実験をしたい人は?」との問いかけに、「参加したい!」という元気な返事が返ってきました。