コラム LINAC 2016@米ミシガン 出張報告記 栗木雅夫 (広島大学 教授) 2016年9月25日から30日までの日程で、米国のミシガン州、East LansingでLINAC2016という会議が開催され、参加する機会を得た。LINACという会議は、隔年で開催されている線形加速器の研究者の会合である。現在のトレンドは... 2016.10.19 コラム研究者報告記事一覧
コラム ノーベル賞でたどる素粒子の発見物語:7 ミューオンニュートリノの発見 現在ではニュートリノと呼ばれる素粒子には3種類があることが知られています。最初に2種類目のニュートリノがあることを確かめたのは、1961年、当時コロンビア大学の教授だったジャック・スタインバーガー博士、メルビン・シュワルツ博士、レオン・レー... 2016.10.04 コラム素粒子の話記事一覧
コラム テルアビブ大学でのFCAL会議に参加して 山本 均(東北大学 教授) リニアコライダーの測定器開発では測定器の部分に特化した研究開発を行うグループが幾つかあります。大きなグループでは、カロリメータを開発するCALICE共同研究や飛跡検出器TPCの開発ではLC-TPC共同研究が活発な活動を行っています。それらの... 2016.09.30 コラム研究者報告記事一覧
コラム 宮崎物理学会 出張報告 大森 恒彦 (KEK 講師) 横谷氏のスライドより 2016年9月21日〜23日の4日間、宮崎大学で日本物理学会があり、これに出席してきたので報告する。今回の学会は直前に台風16号が接近して、一時は各地から宮崎行きの飛行機が飛ばないのではないかと危惧された。しかし... 2016.09.26 コラム研究者報告記事一覧
コラム POSIPOL 2016@オルセー出張報告記 大森 恒彦 (KEK 講師) 9月14日〜16日の3日間、パリ郊外のオルセーにある線形加速器研究所 LAL (*1)で開かれた小さな国際会議 POSIPOL 2016 に参加してきた。 パリには2つのオルセーがある。一つは有名なオルセー美術館のあるパリ市内のオルセー、も... 2016.09.23 コラム研究者報告記事一覧
コラム E-XFEL@DESY出張報告記 山本 康史 (KEK 研究機関講師) 現在、ドイツ電子シンクロトロン研究所(DESY)にて建設が大詰めを迎えているヨーロッパ合同X線自由電子レーザー(E-XFEL)は、国際リニアコライダー(ILC)の約1/20スケールの超伝導線形加速器(800台の超伝導空洞および100台のクラ... 2016.08.30 コラム研究者報告記事一覧
コラム ノーベル賞でたどる素粒子の発見物語:6 Zボソン、Wボソンの発見 1984年、米ハーバード大学の教授で欧州共同原子核研究機関(CERN)で実験を行っていたカルロ・ルビア博士とCERNの加速器研究者、シモン・ファン・デル・メール博士は、弱い力を伝える素粒子であるZボソンとWボソンを発見したプロジェクトへの貢... 2016.08.30 コラム素粒子の話記事一覧
AAAコラム ILC東京イベント2016に参加してきました 先日、7月27日に六本木の国際文化センターで開催された「ILC東京イベント2016 -100万人に伝えるために-」に参加してきました。 このホームページの「協議会について」にも書かれていますように、人類が古代から抱く根源的な謎「宇宙の創生... 2016.08.10 AAAコラムコラム記事一覧
コラム ノーベル賞でたどる素粒子の発見物語:5 CP対称性の破れの発見 1964年、米ニューヨークのブルックヘブン国立研究所にある30GeV(ギガ電子ボルト)のAGS陽子シンクロトロンを使い、陽子ビームをヘリウムに当て、電荷を持たない中性のビームを観察していた米国プリンストン大学のバル・フィッチ博士とジェームス... 2016.07.29 コラム素粒子の話記事一覧
コラム ノーベル賞でたどる素粒子の発見物語:4 チャームクォーク 1974年の11月9日から10日にかけて、米国スタンフォード大学の電子・陽電子の衝突型加速器SPEARを使って実験をしていたバートン・リヒター教授の研究グループが、衝突のエネルギーが3.1GeV(31億電子ボルト)付近で素粒子反応の頻度が増... 2016.06.28 コラム素粒子の話記事一覧