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こんにちは
放射光実験施設で働いている技術者の原沢です。東京の大学から派遣されています。
私は小さい頃は本の大好きな子供でした。本をたくさん読んで、その中でいろいろな人に出会ってきましたが、その中でも私の尊敬する人は、マザーテレサとマリー・キュリーです。
ここで働くような仕事を選んだはきっと、マリーキュリーという方を知ったからだと思っています。
私はこの後ろにあるようなたくさんの大きな機械と一緒に仕事をしています。体が小さいので、よじ登ったりぶる下がったりする事もあって、ゾウを相手にしているように思うこともあるのですが、逆に狭いところに入っていけて、便利な時もあります。
この実験施設ではいろいろな経験をします。いろいろな人がいて、いろいろな実験があって、いろいろな結果がでてきます。方法も相手にする物も様々です。共通点はみな加速器からでてくる光を使っていることです。夢のような光を使っています。
私たちのグループでは、主に物の中の電子を、見てみようとして、いろいろな測定をしています。より小さな物を、この眼では見えないような物を見ようとすればするほど、測定や実験をする装置はどんどん大きくなってしまうんです。
今日は、加速器から採りだした光を分光するところを交換しているところです。
太陽の光は水滴を通して赤から紫の光にわかれますね、ここでも光、ここで使っているのは紫外線よりももっと大きいエネルギー持った光ですが、これを分ける部分を交換しています。ここの装置の心臓部です。
今日はこんな仕事なので、ヘルメットをかぶったりしています。ヘルメット姿が似合うでしょうか。
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