文理融合型実験提案公募情報
【はじめにご確認ください】
2025年度後期(2025B期)に応募される際は、予め下記についてご了承願います。
- ⚫︎ 2024年度の施設トラブルにより、実施期間が通常より大変短くなっております。このため2025B期において、文理融合型実験提案に割り当てられるビームタイムは合計で数日程度となる見込みです。
- ⚫︎ 2025年5月に発生した中性子源の不具合の為、今回募集する2025B期の実施時期は、現時点においては未定となっております。
1. 文理融合型課題について
- ミュオン科学研究系では、文理融合研究の推進を図るためにミュオンを用いた「ミュオン共同利用文理融合課題(以下文理融合課題とする)」を設けております。この課題は既存のKEK装置を利用し、学問的重要性を持ち、成功すれば高い評価を得られる文理融合研究を目的とします。つきましては、本課題を実りある内容にするために、広く学問的重要性の高い「ミュオン共同利用文理融合型実験提案(以下実験提案とする)」を募集します。
- 実験提案に先立ち、事前に相談したい方、ご不明点がある方は下記連絡先までご連絡ください。
2. 申請方法
- 提出書類 「ミュオン共同利用文理融合型実験提案」所定の申請書(WORD)1部
ダウンロード:テンプレート 2025B
- 提出期限 2025年6月23日(金)17:00必着
- 提出方法
Wordファイルをメールに添付してbunri_proposal[at]ml.post.kek.jp ([at]を@に置き換えてください)へ送付してください。
※ 5MB以上のファイルは上記メールアドレスで受信できないため、上記メールアドレス宛に、事前にご相談ください。
電子メールのタイトルは[文理融合型実験提案_(提案者氏名)]としてください。提出後、申請書受理確認の返信メールを送信いたします。申請後(土日祝日除く)3日以上受領確認メールが届かなかった場合は、電子メールにて下記問い合わせ先宛てにご連絡願います。
3. 審査
- 文理融合型実験提案はミュオンPACサブグループにおいて、(1)学問上の価値、(2)技術的な実行の可能性、(3)全体の実験計画との関連を基準に審査され、採否と優先順位が決定されます。なお、共同利用実験は平和目的に限ることとします。
4. 問い合わせ先
- 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所
ミュオン科学研究系研究主幹 幸田 章宏
TEL: 029-284-4585
E-mail: coda[at]post.kek.jp ※ [at]を@に置き換えてください。
5. 実験成果の公表
6. 知的財産権の帰属
- 本共同利用実験により得られた知的財産権の帰属については、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構知的財産取扱規程に基づき、その都度協議することになります。
7. その他
- 実験に際し、資料の取り扱いは原則として実験提案者にて行っていただきます。装置の操作については、主としてJ-PARC施設スタッフが、実験提案者と協力して実施いたします。
- 資料取り扱い者は、「放射線業務従事者」の登録が必要となります。詳細については、上記問い合わせ先までご連絡ください。
- 本実験提案はミュオン科学研究系主幹がとりまとめた後、「文理融合課題」としてミュオン共同利用実験審査委員会(以下ミュオンPAC)サブグループに提出され、ここでの協議・修正を経て、ミュオンPACに提出されます(下図参照)。
- 審査結果は採択(Accepted)、保留(Reserved)、却下(Rejected)の3段階で判断されます。採択課題については、対象期間内に実施して頂けます。保留課題については、他の課題にキャンセルが生じた場合などに、実施が可能な場合があります(その際は施設職員よりご連絡いたします)。なお、応募いただいた課題の対象期間は今期のみに限られ、原則として次期以降のビームタイムに実施することはできません。
- 分析の実施可能性を高めるために、予め施設職員等にご相談いただくことをお勧めいたします。本提案の内容について当該施設職員にご相談される場合は、上記「4.問い合せ先」までご連絡ください
