ミュオン共同利用S型実験課題公募要項
S1型課題の定義
- KEK装置の建設、開発およびこれを用いた利用研究を目的とする。
- S型課題グループの代表者は大学等の研究者とするが、共同利用研究員に大学、大学共同利用機関法人以外に属する研究者や非常勤の研究者、大学院学生を含めることができる。
- S型課題グループは、KEK装置のビームタイムのうちプロジェクト利用枠と装置利用枠を利用して研究を推進する。
- S型課題グループはKEK職員と協力して、装置の維持、開発を行うとともに一般課題の実行を支援する。なお、一般課題の支援に当たっては物質生命科学ディビジョン職員と十分に協議・連携の上で行なう。
- 課題の有効期限は2年~5年とし、ミュオン共同利用実験審査委員会に年度ごとに報告書を提出し、評価を受ける。
S2型課題の定義
- 既存のKEK装置を利用し、高度の学問的重要性を持つ研究、あるいは技術的難易度が高く成功すれば高い評価を得られる研究を目的とし、そのために長期間にわたる装置利用計画を必要とする実験課題とする。
- S2型課題研究グループの代表者は大学等の研究者とするが、共同利用研究員に大学、大学共同利用機関法人以外に属する研究者、非常勤の研究者、および大学院学生を含めることができる。
- 課題の有効期限は2年~3年とし、採択された課題の責任者はミュオンPACに対して1年ごとに過去1年の研究報告を兼ねた研究計画書を提出し評価を受ける。
- S2型課題研究グループは、KEK装置のビームタイムのうち一般課題と同じ利用枠を用いて研究を推進する。従って、ミュオンPACにおいては課題についての採否の決定、および採択後の評価について一般課題と同じ基準により5段階評価を行い、その結果をJ-PARC物質生命科学実験施設ミュオン課題審査部会に通知する。各期のビームタイムについてはその評価結果に基づき同審査部会において一般課題と同時に調整・配分を行う。
- ※ 本課題の制定に伴い、新たなKEK装置・設備の建設・整備を含む研究を目的とした従来のS型課題をS1型課題と改称
【公募受付は終了しました】
提出期限:2024年 11月 11日(月) 17:00 必着
詳しくは公募要項をご覧ください。