記事一覧

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夢を夢で終わらせない 前田知洋氏インタビュー

毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間は科学技術週間。多くの研究所が集まる茨城県つくば市が、1年の中でも特ににぎわう1週間だ。今年は、13-19日の一週間、日本各地で様々なイベントが開催された。期間中に高エネルギー加速器研究機構(KE...
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次の3年は「新機軸」 ~鈴木厚人KEK機構長第二期就任インタビュー~

インタビューに答えるKEK機構長・鈴木厚人氏(写真:右) 4月1日付で次の3年間の任期に就任した鈴木厚人高エネルギー加速器研究機構(KEK)機構長に今後の抱負についてインタビューした。 ―第一期の3年間を振り返っての感想は? 素粒子・...
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実験開始準備完了 ATFの新しいビームライン始動

多数の収束磁石が設置されたATF2ビームライン。これらの磁石を用いて電子ビームを35ナノメートルまで絞り込みます。 高エネルギー加速器研究機構(KEK)の先端加速器試験装置(ATF)は、国際リニアコライダー計画をはじめとする、将来...
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宇宙の神秘を求めて ~村山斉氏インタビュー~

数物連携宇宙研究機構 機構長・村山斉氏 数物連携宇宙研究機構(Institute for the Physics and Mathematics of the Universe:IPMU)は、文部科学省が公募した、日本に基礎科学研究の...
コラム

謎にせまる :「対称」がもたらす法則

昨年のノーベル物理学賞で脚光をあびた「対称性の破れ」って、考えてみるとヘンな言葉ですね。「対称」という言葉からはベルサイユ宮殿やインドのタージマハールのように「美しい」と感じる建物が思い浮かぶかもしれません。でも、対称性が「破れる」ってどう...
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究極の根源に迫る ~益川敏英先生インタビュー~

2008年のノーベル物理学賞を受賞した京都産業大学教授・益川敏英氏 益川敏英京都産業大学教授といえば、強烈に個性が強いけれどお茶目な発言、そして、同時に受賞した南部陽一郎氏について言及した時の、少年のように純粋で率直なコメントを思い起...
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キーワードで振り返る2008年のILC

今年も、1年の世相と流行を表す言葉が並ぶ、『現代用語の基礎知識選「2008ユーキャン新語・流行語大賞」』が発表されました。大賞受賞は「アラフォー」。35歳から45歳までの、アクティブで経済的な余裕があり、情報をたくみに使いこなし自己...
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わからなかったことがわかった時 ~小林誠先生インタビュー~

2008年度のノーベル物理学賞を受賞した小林誠KEK名誉教授 ノーベル物理学賞受賞から一か月。ようやく周囲が落ち着きつつある小林誠高エネルギー加速器研究機構(KEK)名誉教授にお話を伺いました。 ―まずは、ノーベル物理学賞受賞お...
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偉大なる予言者 -3名の日本人にノーベル物理学賞

KEKで行われた記者会見で、鈴木厚人KEK機構長(写真左)から花束を手渡される、2008年度のノーベル物理学賞を受賞したKEK名誉教授、小林誠氏。 スウェーデン王立科学アカデミーは10月7日、2008年のノーベル物理学賞を、米国シカゴ...
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サイエンスから生まれるイマジネーション

科学はサイエンス・フィクション(SF)を生み、SFは科学者を生む。-研究者を志した理由としてSF小説やアニメの存在を挙げる研究者は少なくありません。「鉄腕アトム」のお茶の水博士や、「スター・トレック」のミスター・スポック。登場人物へのあこが...