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英国と米国の科学技術予算の今後

米国大統領予備選の天王山、スーパーチューズデーを目前にした2月5日、ブッシュ米大統領はその政権最後となる2009年米国会計年度(08年10月~09年9月)大統領予算教書を議会に提出しました。急速に減速する景気浮揚を目指して組み立てられた...
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英国・米国のILC関連予算削減

昨年末、国際リニアコライダー(ILC)の国際協力研究体制を揺るがしかねない、大きなニュースが相次いで舞い込みました。 12月11日、英国の科学技術施設審議会(STFC)は、ILCを含む、複数の物理学・天文学プログラムに対する、予算...
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2007年のILCの動き

2007年も、あと少しを残すのみとなり、あわただしい年の暮れがやってきました。「師走」の由来は「先生が走るほど忙しい季節」という説が一般的ですが、実はこれは当て字。語源としては「年が果てる」意味の「年果つ(としはつ)」が変化したとす...
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トンネル掘削と地質調査

鉄道のトンネル工事で使われたTBM 世界の素粒子物理学者が実現を目指して研究を進めている国際リニアコライダー(ILC)は、長さ31キロメートルに及ぶ地下トンネルの中につくられる超精密加速器です。その規模の大きさから、ILC建設には、克...
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山田作衛氏、リサーチディレクターに

ILCで加速された電子と陽電子は測定器内に導かれます。測定器中央を貫くパイプの一方からは電子が、反対からは陽電子が入り、ちょうど真ん中で衝突します。衝突で生成された粒子の反応を調べるのが測定器です。credit:Newton Press ...
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地球の丸みとトンネル

地下鉄や送電線、上下水道、共同構など、多くの都市の地下は、人々の移動や、エネルギー・水など私たちのライフラインの輸送のためのインフラがはりめぐらされています。いま、「大深度地下」と呼ばれる地下40m以下の空間は、将来開発の場として注...
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次世代のビッグ・サイエンスの役割 佐藤文隆氏インタビュー

佐藤文隆京都大学名誉教授は、日本を代表する理論物理学者の1人であり、国際宇宙ステーション(ISS)や国際熱核融合実験炉(ITER)といった日本の関わる国際プロジェクトのアドバイザーもつとめて来られました。佐藤教授は、専門的な研究に加え、幅広...
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国際共同設計チームのプロジェクトマネージャーに、山本明氏

現在、国際共同設計チーム(GDE)では、国際リニアコライダー(ILC)計画の概要を説明する基準設計報告書の公表の次の段階として、技術的な詳細を記述する工学設計書の完成をめざしています。共同研究を行う国々の異なる条件を満たし、地域のバランスを...
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ドイツでリニアコライダーの国際会議開催

ハンブルクは、ドイツの北西部に位置する、人口170万人のドイツ第二の大都市にしてドイツ最大の港湾都市です。エルベ川と支流のアルスター川が市内を流れ、アルスター湖を抱く水の都であり、古くから商業で栄え、中世においてはハンザ同盟の主要メ...
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‶知”のネットワークづくりを  西村和雄教授インタビュー

京都大学・経済研究所の所長であり、「分数ができない大学生」の著者としても有名な西村和雄教授にお話を伺いました。西村教授は、経済理論分野で日本初の国際的な学術誌の発行、また、カリフォルニア大学を中心とした国際複雑系研究所の理事もつとめ、米の物...