徹底討論!小角散乱の魅力~基礎・応用・産業利用
2015年12月25日掲載
2016年1月18日追記
2016年6月28日追記
2016年1月18日追記
2016年6月28日追記
<趣旨>
小角散乱は、ハードマター・無機・金属関連分野、生物関連分野、高分子・ソフトマター関連分野において無くてはならないツールとなっている。PFでも近年ビームラインや装置の高度化を重点的に進め、最先端の小角散乱測定ができるツールを、よりユーザーフレンドリーな環境で使えるよう整備してきており、ユーザーの裾野が大きく広がりを見せている。PFの小角散乱ユーザーグループ(小角散乱UG)も統合されてから3年が経過し、2015年にUG代表、 副代表が交代したところであり、小角散乱を取り巻く環境が大きく変わってきている。この機会に、基礎・応用・産業利用の観点から小角散乱の研究動向を徹底的に討議し、研究・実験内容に対する相互理解を進めるとともに、小角散乱になじみの浅いユーザーの方々などにも小角散乱の魅力を知って頂き、相補的技術利用による発展的研究の可能性を探ることで、より先進的な放射光利用による小角散乱研究の今後の展望について議論したい。<Proceedings>(2016年6月28日UP)
<概要>
日時:2016年3月30日(水)13:00頃~31日(木)15:00頃
会場:研究本館小林ホール (KEKキャンパスマップ)
提案代表者: 櫻井伸一 (京都工芸繊維大学)
所内世話人: 清水伸隆、五十嵐教之 (物構研 PF)
参加費: 無料
参加申込:ウェブ登録は終了させていただきました。この後は当日、会場にてお申し込み下さい。
【重要な締切】
ポスター発表申し込み: 2月5日(金)->締め切りました。
講演並びにポスター要旨提出締切: 2月19日(金)->締め切りました。
Web申し込み締切: 3月4日(金)->締め切りました。
懇親会参加申し込み: 3月4日(金))->締め切りました。
お問い合わせ:研究会事務局(pf-kenkyukai@pfiqst.kek.jp)までご連絡下さい。
<プログラム>
3月30日(水) | |
12:30~ | 受付開始 |
13:00~13:05 | 開会挨拶 櫻井伸一(京都工繊大) |
13:05~13:10 | PF-UA会長挨拶 平井光博(群馬大) |
13:10~13:20 | PF施設長挨拶 村上洋一(KEK) |
13:20~13:50 | 「高輝度放射光を活用した先端的小角X線散乱」 雨宮慶幸(東大) |
13:50~14:20 |
「新設BL15A2における微小角入射X線散乱法による高分子薄膜の深さ分解構造解析」 山本勝宏(名工大) |
14:20~14:50 | 「蛋白質溶液散乱を用いた多成分平衡状態の構造/相互作用解析の試み」 上久保裕生(奈良先端大) |
14:50~15:20 | 「1keVから100keVまで:金属材料における小角散乱測定の使い方」 奥田浩司(京大) |
15:20~16:50 | ポスターセッション |
17:00~17:30 | 「高輝度放射光源の設計」 本田融(KEK) |
17:30~18:00 | 「X線小角散乱ビームラインは今後何を目指すのか?」 清水伸隆(KEK) |
18:00~18:30 | 「コヒーレントX線を用いた小角散乱研究」 篠原佑也(東大) |
19:00~21:00 | 懇親会 |
3月31日(木) | |
9:00~9:30 | 「PF産業利用の現状と今後の展開」 木村正雄(KEK) |
9:30~10:15 | 「小角X線散乱を中心とした放射光によるゴムの構造解析」 岸本浩通(住友ゴム工業) |
10:15~10:30 | コーヒーブレイク |
10:30~11:15 | 「放射光小角散乱による界面活性剤分子集合体の溶液状態解析とその製品応用」 小倉卓(ライオン) |
11:15~11:45 | 「超々ジュラルミン系複層材のマイクロビーム小角散乱法による評価」 佐藤和史(神戸製鋼) |
11:45~13:00 | ランチ |
13:00~13:20 | <若手枠> 「球状ミクロ相分離構造が配列して作る格子の小角X線散乱法を用いた構造解析」 高木秀彰(KEK-PF) |
13:20~13:40 | <若手枠> 「二量体形成新規人工タンパク質を用いた蛋白質ナノブロック(PN-Block)による自己組織化ナノ構造複合体の創製」 小林直也(信州大学) |
13:40~15:00 | パネルディスカッション 「小角散乱の今後と小角ユーザーグループの活動」 司会:櫻井伸一(京都工繊大) パネラー:検討中 |
15:00 | 閉会挨拶 五十嵐教之(KEK) |
更新日
2016-6-28