記事一覧

トピックス

ILC国際シンポジウム開催

パネルディスカッションの様子。左から、池上氏、村山氏、エバンス氏、ハリソン氏、山崎氏、内永氏。 10月15日、東京大学伊藤国際学術研究センター(東京都文京区)でILC計画 国際シンポジウム「宇宙の謎に迫れるか!国際リニアコライダー」が...
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ILC をめぐる海外の動き~世界の足並み揃うか~

7 月29 日~ 8 月6 日まで、米ミシシッピ州で開催された「スノーマス会議」写真:Reidar Hahn(米フェルミ国立加速器研究所) 素粒子物理学の研究には、大型の研究施設が必要となる。より小さな世界を詳細に調べるために、実験装置は...
トピックス

ILC戦略会議 国内候補地に関する評価結果を発表

8月23日の記者会見の登壇者ら。左から:駒宮幸男氏(リニアコライダー国際推進委員会議長/高エネルギー委員長)、山下了氏(ILC戦略会議議長)、川越氏(ILC立地評価会議共同議長)、山本氏(ILC立地評価会議共同議長)、マイク・ハリソン氏(L...
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技術設計報告書公開 ~ ILC計画 次のステップへ~

アジア会場で、LCC ディレクター リン・エバンス氏(右)に完成した技術設計報告書を 手渡す、LCB 議長 駒宮幸男氏(左)。 6月12日(水)、東京大学山上会館(東京都文京区)で「国際リニアコライダーワールドワイドイベント ~設計...
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ILCをめぐる最近の動き

4 月30 日、米国ワシントンDC 市内のホテルに、日米両国の政産官学の代表が集まり「日米先端科学技術シンポジウム」が開催された。日本からは、河村建夫議員、塩谷立議員、増田寛也日本創成会議座長が参加し、講演やパネル討論を行ったほか、同日に開...
コラム

加速器図鑑:ムーバー架台~縁の下の力持ち~

ATF2 の収束磁石(4 極磁石) とムーバー架台。上の 赤いものが収束磁石、下に2本の銀色の丸棒が見え る。この丸棒が位置調整機構の要。3本目は短く奥 にあるので写真ではほとんど見えない。 「架台」とは聞き慣れない言葉かも 知れない。...
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リニアコライダー・コラボレーション発足

LCC ディレクターに就任した、リン・エバンス氏 2月21日(木)、カナダ・トライアンフ研究所(バンクーバー市)で行われた国際会議で、世界のリニアコライダー活動を率いる新組織「リニアコライダー・コラボレーション(LCC)」が正 式に発足し...
コラム

加速器図鑑:リニアック

ILC の超伝導リニアックの内部構造。左下から加速のための高周波の電波が送り込まれる。 右から左に走るモコモコした部品が超伝導加速空洞。空洞の中に高周波の電波が貯めら れ、ビームが加速される。超伝導加速空洞は液体ヘリウムに浸され、超低温摂氏...
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ILC の新推進組織の委員長に駒宮幸男氏

リニアコライダー国際推進委員会(LCB)の委員長就任が 予定されている、駒宮幸男東京大学教授 今年は巳年。「巳」は漢書律暦志によると「已(い)」。これ は「止む」という意味で、草木の成長が極限に達して、次の生 命が作られ始める時期、という...
トピックス

KEKのATF、垂直方向ビームサイズ100nm以下を達成

リニアコライダーの最終収束技術の実証実験を行っている、KEKの先端加速器試験施設(ATF)のATF2ビームラインの収束点において、垂直方向のビームサイズが70nm(ナノメートル)※程度まで絞られていることが確認された。 ILCで要求さ...