高エネルギー加速器研究機構
物質構造科学研究所
放射光科学研究施設
施設長　村上洋一

いつもフォトンファクトリーをご利用いただきありがとうございます。
KEKではSuperKEKBの立上げに伴い、2016年1月から6月末までの間、PFのTop-Up連続入射は行わず、1日3回の定時入射を行っています。
https://www2.kek.jp/imss/notice/2015/11/161500.html

2016年7月以降につきましては、SuperKEKBは約1年間の停止となり、2017年11月頃からSuperKEKBの第2期の運転再開を予定しています。2016年秋期（10〜12月）につきましては、夏の作業を当初の計画通りに進めることができれば、PFのTop-Up連続入射と入射器コミッショニングの並行運転が可能となる見込みでしたが、今年度予算の不足等の影響により、今年度の同時入射向け機器設置を見送らざるを得ないことがわかり、PFのTop-Up運転とSuperKEKBの入射器コミッショニングの両立が困難となりました。来年度までに入射器コミッショニングが終了していなければならないことから、当面は入射器コミッショニングを優先いたします。

このため、PFのTop-Up連続入射運転を2016年秋期から再開するという当初見込みを、やむなく修正することになりましたのでお知らせいたします。2016年10月から12月までの期間につきましては、5-6月と同様な1日3回の定時入射運転を基本とし、それに加えて、可能な限りTop-Up連続入射運転の時間帯を増やすように、現在入射器グループとの交渉を行っています。2016年秋期のTop-Up連続入射スケジュールにつきましては、確定次第HP等にて告知させていただきます。
なお、2016年11月18-24日のPFハイブリッドモード運転中は、事前調整により、この期間を通してTop-Up連続入射を実施することが確定しています。

2017年度以降のPF運転スケジュールにつきましては、今後の予算状況とSuperKEKBの第2期運転準備の進捗により、通常とは異なるスケジュールとなる可能性があります。こちらも状況がわかり次第、HP等を通じてユーザーの皆様にお伝えいたします。

ユーザーの皆様のご理解とご協力、何卒よろしくお願い致します。

【本件に関する問い合わせ先】
物質構造科学研究所
放射光科学研究施設
主幹秘書室
Email：pf-sec★pfiqst.kek.jp
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