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これまでKEKでは「今後KEKで取り組むべき研究の指針としての『KEK ロードマップ』、それを具体的に進めるための実施計画としての『KEK Project Implementation Plan(KEK-PIP)』を策定してきました。
KEKでは、次回の文部科学省「ロードマップ2029」に向けて「KEKから予算要求して実施する大型研究計画の推進に係る合意形成にあたっては、科学的意義の評価のみならず、技術開発の成熟度や人的および財政的資源など、実施体制等についても精査する必要があることから、KEKにおける大型研究プロジェクト実施計画の策定方法を再整理する」こととし、その第一段階として、従来の「KEKロードマップ」に代えて「KEKビジョン2026」を策定することになりました。
そして「KEKビジョンを出発地点とし、掲載された研究テーマの中から機構内の研究所、施設および拠点にて優先計画を選び、それらの優先計画から、国際諮問委員会において科学的意義の評価を行い、推進計画の候補を絞り込み、さらにその中から、予算規模等を考慮した最終候補を機構長が選び、それらの最終候補について、個別の評価委員会により技術的成熟度や必要経費の見積もり精度など、計画の堅牢性を評価し、これらの評価プロセスを経たのち、機構としてプロジェクト推進の可否を判断する」こととなっています。
「KEKビジョン2026」には、「物質・生命科学分野」についても「長期展望とKEKの役割」および「ビジョン」を含むことになっており、まずは各コミュニティからの意見や要望を集めることになりました。「物質・生命科学分野」についての、ご意見・ご提案がありましたら「意見・提案の募集」ページ
https://www2.kek.jp/imss/notice/2026/05/kek2026.html
から、6月末までにお送りください。
皆様からの忌憚のないご意見や積極的なご提案を賜りましたら幸いです。
なお、物質構造科学研究所に関わる「物質・生命分野」では、「量子マルチビーム共創拠点(MB-LINQ)」計画を検討してきました。文部科学省の「ロードマップ2026」には、自然科学研究機構・分子科学研究所を中核機関として申請が行われたところです(詳しくは、PF NEWS Vol.44 No.1の「施設だより」https://www2.kek.jp/imss/pf/pfnews/44_1/shisetsu.pdfをご覧ください)。
「KEKビジョン2026」の今後の予定は、以下のようになっています。
6月末まで:意見・提案受付
7月28日:オープンシンポジウム開催(エポカルつくば+オンライン)
https://kds.kek.jp/event/60132/
8月末まで:KEK内で「中間まとめ」作成
9月:「中間まとめ」をコミュニティに公開して意見募集
12月まで:完成