PF

BL-10A: 単結晶構造解析ステーション

概要

ビームライン群  第2分科(X線回折)
主な手法
  • 単結晶構造解析 (高強度、高分解能、X線エネルギー可変)
  • X線回折・散乱
特徴
  • シンチレーション検出器を用いた単結晶X線回折法の優位性と放射光X線の特徴を利用した回折装置
  • 大型4軸回折計による、高い角度分解能
  • ダイアモンドアンビルセル等による超高圧実験や低温・高温実験、雰囲気変化実験、強磁場・電場印可実験等の物理条件を変えた実験が可能
主な研究分野
  • 鉱物や天然産物質、新発見鉱物
  • 優れた物性を発現する物質
  • 新物質の結晶の構造決定や精密構造解析
  • 電子密度解析、格子振動・相転移機構、物性の発現機構
運営形態
  • ユーザーグループ運営ステーション(鉱物・合成複雑単結晶ユーザーグループ)
担当者
  • PF担当者:熊井 玲児 reiji.kumai★kek.jp
  • ユーザーグループ代表:栗林 貴弘(東北大学) takahiro.kuribayashi.a7★tohoku.ac.jp
  • メールアドレスは★を@に変えてご利用ください。
備考
  • 独自の装置コントロールシステムであるため、担当者による講習か経験者のサポートをお勧めする。

スペック

光源
  • 2.5GeV PFリング 偏向電磁石(B10)
光学系
  • 水平横振り一結晶分光器 [Si(111),Si(311),Qz(100)等]
エネルギー範囲
  • 5 〜 25 keV
エネルギー分解能(ΔE/E)
  • 10-3〜 5 x 10-4
ビームサイズ
  • 0.05 mmφ〜1mmφ
ビーム強度
  • 1010〜1011 photons/s 程度
公開している装置
  • 単結晶構造解析用垂直型四軸回折計
検出器
  • シンチレーションカウンター
リモート/メールイン測定
  • 不可
特記事項

詳しい情報

参考文献

成果一覧

KEK放射光共同利用実験研究成果データベース(BL-10Aの成果)

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Last updated: 2021-11-4