PF

BL-28A/B: 可変偏光高分解能角度分解光電子分光実験ステーション

概要

ビームライン群  第1分科(光電子分光)
主な手法
  • 角度分解光電子分光
  • 真空紫外光分光
特徴
  • 30-300 eVで左右円偏光、垂直・水平直線偏光が利用可能。
  • Aブランチはマイクロ集光した放射光ビームを用いた高分解能角度分解光電子分光実験を高スループットで実施可能。
  • Bブランチのフリーポートには、持ち込み装置を設置して実験可能。
主な研究分野
  • 表面科学
  • 固体物理学
担当者
  • 小澤 健一 kenichi.ozawa★kek.jp
  • メールアドレスは★を@に変えてご利用ください。
備考
  • 新規課題申請の際には事前に担当者までご相談ください。

スペック

光源
  • 2.5GeV PFリング アンジュレーター(6列型)
光学系
  • 可変偏角不等間隔平面回折格子分光器
  • 後置鏡:Aブランチ Kirkpatrick-Baez (K-B) 集光鏡
        Bブランチ トロイダル集光鏡

Aブランチの光学系。Bブランチには、水平スリットの下流に設置した平面ミラーで光を導入。
エネルギー範囲
  • 30–300 eV
エネルギー分解能
  • E/ΔE > 20000

エネルギー分解能
ビームサイズ
  • Aブランチ:12 (V) x 10 (H) μm
  • Bブランチ:40 (V) x 100 (H) μm
ビーム強度
  • 1011 - 1012 photons/s

最高分解能のときのビーム強度
公開している装置
  • Aブランチ:マイクロARPESシステム
検出器
  • Aブランチ:Omicron-Scienta DA30
リモート/メールイン測定
特記事項

参考文献

  1. K. Tsuchiya et al., AIP Conf. Proc., 1741, 020023 (2016), doi:10.1063/1.4952802 : [Elliptically-polarizing undulator with six variable rows of magnetic arrays]
  2. M. Kitamura et al., Rev. Sci. Instrum., 93, 033906 (2022), doi:10.1063/5.0074393 : [Micro-focusing of the beam by the K-B mirror]

成果一覧

KEK放射光共同利用実験研究成果データベース(BL-28A/Bの成果)

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Last updated: 2023-01-31