PF

BL-3B: 真空紫外光電子分光

概要

ビームライン群  第1分科(光電子分光)
主な手法
  • 角度分解光電子分光
特徴
  • 20-300 eVで水平直線偏光が利用可能です。
  • 半球型分析器(HA45,中心軌道半径50mm)を回転させるタイプの角度分解光電子分光が常設されています。
  • 試料ロードロックシステム,試料準備槽,オージェ電子分光装置,低速電子回折装置,5kVイオン銃が利用できます。
主な研究分野
  • 表面科学
運営形態
  • ユーザーグループ運営ステーション(表面科学UG)
担当者
  • PF担当者:小澤 健一 kenichi.ozawa★kek.jp
  • 所外担当者:櫻井 岳暁(筑波大)・吉信 淳(東大)
  • メールアドレスは★を@に変えてご利用ください。
備考
  • 類似のエネルギー領域をカバーする他のビームライン(アンジュレータ:13A/B,28A/B)との使い分けが有効なので,担当者にご相談ください。

スペック

光源
  • 2.5GeV PFリング 偏向電磁石(B03)
光学系
  • 曲率半径23.8mの球面回折格子を用いた定偏角型分光器

エネルギー範囲
  • 20–300 eV
エネルギー分解能(ΔE/E)
  • 1/300 〜 1/500
ビームサイズ
  • 2 mm (H) x 2 mm (V) 程度
ビーム強度
  • 3 × 1012 - 9 × 1012 photons/s

公開している装置
  • 角度分解光電子分光装置(ARPES II)
検出器
  • マイクロチャンネルプレート(クオンターテクノロジー社製)
リモート/メールイン測定
  • 不可
特記事項

参考文献

  1. A. Yagishita, T. Hayaishi, T. Kikuchi and E. Shigemasa, Nucl. Instrum. Meth. Phys. Res., A306, 578 (1991), doi:10.1016/0168-9002(91)90055-U : [ビームライン]
  2. S. Masui, E. Shigemasa and A. Yagishita, Rev. Sci. Instrum., 63, 1330 (1992), doi:10.1063/1.1143061 : [ビームライン]
  3. 繁政英治,柳下明, 放射光 6, 175 (1992), http://www.jssrr.jp/journal/pdf/06-2/p175.pdf : [ビームライン]

成果一覧

KEK放射光共同利用実験研究成果データベース(BL-3Bの成果)

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Last updated: 2023-4-18