人事公募 特別助教(放射光実験施設)【物構研19-6】
物質構造科学研究所は、量子ビーム科学の推進に資する研究機能と施設機能の強化を目的とした改組を2019年4月1日付で実施した。本公募の特別助教は、放射光実験施設フォトンファクトリーの測定装置部門に所属し、主として高圧科学ビームライン群(BL-18C、AR-NE1A、AR-NE5C、AR-NE7A)の整備・高度化と利用実験を推進する。
測定装置部門では、「ビームライン研究者」として放射光科学の将来を担うことを目指す研究者をテニュアトラックに類した形で助教(正式な職名は特別助教)として採用する。「ビームライン研究者」は、ビームライン担当者としての業務の他に、ビームラインで展開されるサイエンスを手法ベースで推進する。テニュアトラックに類する助教に着任した後は、個別の手法に特化した技術だけでなく、フォトンファクトリーを始めとする放射光施設に共通のビームライン担当者としての技術を習得し、将来の放射光科学を担う人材となることが求められる。本公募では、高圧科学ビームライン群の担当を主務とするが、幅広い視点から放射光科学の発展に貢献する意欲のある研究者を募集する。