准教授(常勤、任期なし、女性)もしくは特別助教(常勤、任期4年、女性)【物構研25-9】
放射光実験施設フォトンファクトリーでは、放射光の特長を活かした新しい利用研究の創成を目指して、実験装置を含む主にビームラインエンドステーション部の高度化と利用技術開発を推進している。本公募の候補者は、現在の専門分野にとらわれず、放射光科学第一・第二研究系、放射光実験施設の各部門、およびKEK加速器研究施設第6研究系(放射光源加速器担当)と連携して、これらの活動を主導・推進する。
現在、フォトンファクトリーのビームラインは10の手法グループに分類されている。採用者はその中の1つの手法分野を選定し、選定した手法分野のビームライン群の担当を主務とする。なお軟X線を利用する手法を推進することが望ましいが、それに限定せず幅広い視点から放射光科学の発展に貢献する意欲のある研究者を募集する。またフォトンファクトリーでは、次期光源計画を見据え、マルチビーム利用実験や複数の量子ビームを使った利用研究の提案、実証実験が進んでおり、分野の垣根を越えた測定・利用研究を推進することが期待される。
本公募では、候補者の経歴等を考慮して、准教授もしくは特別助教として採用する。
※KEKでは任期付き教員を特別教員(特別准教授、特別助教など)としており、任期なしの定年制教員(准教授、助教など)と区別しています。本公募で特別助教として採用された場合、任期付きから任期無しへの変更をする際には、テニュアトラックに準ずる扱いとして、審査でその可否を決定します。