❉日時: 2012年11月12日(月)13:30~
❉場所: KEK 東海1号館1階 116
現在、KEKと東北大の連携を軸とし、J-PARCに偏極分光器を建設する計画を進めています。これを強相関電子系はじめ今後の先鋭的な磁性研究にブレークスルーを切り開く装置と位置づけ、またJ-PARCにアジアの拠点装置としての偏極度解析専用チョッパー分光器を作ることで、J-PARCでの物質科学をより独創的なものにしたいと考えています。これまでKEKのS課題をもとに計画をすすめており、今回は、これまでの議論にもとづく装置の詳細設計とめざすサイエンスについて講演し、広く議論いただきたく、この検討会を企画しました。ぜひ、ご参加いただければ幸いです。なお、この研究会は、KEK-S型課題の予備審査をかねております。
研究会プログラム
装置建設 |
13:30~14:05 |
大山 研司(東北大金研) |
「装置概要と偏極でバイスへの取り組み」 |
14:05~14:30 |
横尾 哲也(KEK) |
「建設の進捗状況」 |
14:30~14:55 |
奥 隆之(JAEA) |
「オンビームSEOP型3He偏極フィルターの実用化研究」 |
14:55~15:05 |
休憩 |
期待されるサイエンス |
15:05~15:30 |
佐藤 卓(東北大多元研) |
「BL23 を用いたサイエンスの可能性」 |
15:30~15:55 |
佐賀山 基(東大) |
「スピン偏極中性子を用いたマルチフェロイックの研究」 |
15:55~16:20 |
脇本 秀一(JAEA) |
「BL23における偏極非対角項観測の可能性」(仮) |
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審査員講評 |
16:20~ |
門野(KEK)、中島(JAEA) |
※上記講演時間には質疑時間5分を含みます。