更新日:2024年3月31日
申請書全般の注意点
実験責任者
基本情報(実験課題名)
I.ビームタイム
II.実験参加者
詳細情報(項目 III~IX):
III.研究意義
研究分野キーワード
IV.実験方法
実験手法キーワード
特殊な運転モード
V.試料
VI.成果・準備
VII.KEK成果管理番号
VIII.外部資金
IX.装置
その他注意事項
審査は申請書に記述された内容について 行ないますので、具体的に記述してください。
課題の審査の流れや評価基準については、放射光共同利用実験課題審査手続き・評価基準 を参照してください。
申請書を提出する前に、申請システムで作成されるPDFの内容を十分に確認してください。レフェリーは申請書のPDFファイルを読んで評価します。誤字脱字の他、文字化け・文字数オーバーに十分注意してください。
特に注意頂きたい事項
選択した実験ステーションによって審査分科が一義的に決まります。異なる審査分科に属する複数の実験ステーションを選択した場合は、複数の審査分科が割り当てられます。したがって、申請書にはそれぞれのビームライン(審査分科・実験手法)ごとの詳細な記述が求められます 。
実験ステーションと審査分科との対応は、ビームライン群と実験課題審査分科 を参照してください。
(例)一連の研究を遂行するために、異なる実験手法(X線構造解析とX線吸収分光など)を用いる場合で、一件の課題申請書にて申請をする場合は、それぞれの手法に関して詳細を記述してください。
第4分科のビームラインを利用したX線構造解析実験を予定している場合は、課題申請時に「結晶準備状況一覧」を必ずアップロードしてください。2024年度後期課題公募から全ての課題で、提出が必須になりました。提出されない場合、課題は不採択になります。 書式は2024年度後期課題公募から新しくなりましたので、実験課題申請システムからダウンロードしてください。
第4分科のビームラインでは、凍結結晶に限り遺伝子組換え体のサンプルの持ち込み(封じ込めレベル1のものに限る)が可能です。これにより、バキュロウイルスの混入の可能性が排除できない結晶の測定が可能になります。該当試料を持ち込む予定がある場合は、申請書 V. 試料名の欄に必ずその詳細情報を記載してください。
各項目の注意事項
「新規申請」ボタンをクリックすると、ログインした方の氏名、Eメール、所属等(共同利用者支援システムに登録された情報です)がデフォルトで実験責任者欄に入力されます。これまでに複数の所属・職名等を登録された方は全て表示されますので、正しいものを選択してください。
所属等の情報に変更がある場合、情報が正しくない場合は、共同利用者支援システムで情報を修正してから 、申請書を作成してください。
日本語を解さない実験責任者の場合には、日本に在住し日本語を解する研究者Contact Person in Japan (CPJ)が必要になります。主な役割は以下のとおりです。
KEKと実験責任者間の連絡
来日のための便宜供与またはそのための連絡
実験支援または適当な支援者の斡旋
「実験課題名」は、研究内容を具体的に 表わす簡単なものとし、包括的にならないよう 注意してください(成果公表時の報文名をイメージしてください)。
各ステーション、希望時期ごとに、時間または日単位で記入してください。
この項目で選択していないステーションは、実験に利用できません。
必ず本人の了承を得た上で記入してください。特に、PFの実験ステーション担当者の名前を無断で記入しないでください。
放射光実験に直接関与しない人(試料提供等)についてはここに記さず「詳細情報」の「VI. 本申請に係わる試料・装置の準備状況」の項で触れてください。
(学部学生の実験参加)学部学生を実験参加者に記載することはできませんが、 課題が採択され有効となる時点での大学院進学を予定している学部学生については、 実験参加者としてリストに記載することが可能です。 この場合、申請書の職名欄に、申請時の学年とともに 「○○年○○月 大学院進学予定」である旨記入してください。
詳細情報(項目 III~IX)(各項目の字数制限に注意してください)
[テキスト形式で入力]もしくは[PDFファイル形式でアップロード]を選択してください。[PDFファイル形式でアップロード]を選択すると、項目ごとのテンプレートがダウンロードできますので、記入後にPDFファイルに変換してアップロードしてください。また、PDFファイルでの作成の他、PDF形式の図等のファイルを個別にアップロードすることができます。
プルダウンメニューから申請課題の研究分野を選択してください(4つまで)。メニューにないキーワードを入力するには、「その他」を選択して、横のテキストボックスに直接入力してください。
[テキスト形式で入力]もしくは[PDFファイル形式でアップロード]を選択してください。[PDFファイル形式でアップロード]を選択すると、項目ごとのテンプレートがダウンロードできますので、記入後にPDFファイルに変換してアップロードしてください。また、PDFファイルでの作成の他、PDF形式の図等のファイルを個別にアップロードすることができます。
プルダウンメニューから申請課題の実験手法を選択してください(3つまで)。メニューにないキーワードを入力するには、「その他」を選択して、横のテキストボックスに直接入力してください。
メニューにない運転モードを入力するには、「その他」を選択して、横のテキストボックスに直接入力してください。
試料名:物質名、形状、量、試料の安全性について記入してください。
有害な物質については、その利用法、除害法、保管方法等を記入してください。
特に有害性の大きい試料(可燃性ガス、特殊材料ガス、指定毒物、放射性同位元素、核燃料物質)については、申請前にステーション担当者、当該安全担当者に相談のうえ対策を立て、結果を記入してください。
試料以外でも安全に係わること(危険物、高温、高圧ガス、高電圧等)および超高真空を汚染するおそれのある場合は、その対策を明記してください。
各試料について、由来生物種、病原性、感染性、毒性について記入してください。
試料が遺伝子組換え体を用いて調製された場合は、由来生物種に加えて、どのような発現系を用いたかについて記述してください。遺伝子組換え体を含む可能性のある試料の持ち込みは、第4分科のビームラインに限定されます。
動物個体および動物・ヒト由来の試料の利用については、所属機関の倫理委員会等の承認が必要です。承認が得られていることを申請書に明記してください。承認手続き中の場合でも課題申請は可能ですが、承認が得られるまで課題の採択は保留されます。
生物試料の利用について不明な点がある場合は、申請前にご相談ください。
※注意:P型課題の申請では、この項目は「本申請に係わる試料・装置の準備状況」になります。
試料の準備状況:申請時点において実験に用いる試料が揃っている必要はありませんが、課題有効期間内に試料を調製・入手できる状況が整っていることを客観的に記してください。
予備実験の状況、結果について、あれば記してください。
上の項目「先行課題での成果・論文」の、KEK研究成果管理システム成果管理番号を入力してください。
先行課題での論文がKEK研究成果管理システムに登録されていない場合は、申請を提出する前に必ず登録し 、登録番号をこの欄に記入してから申請してください。
課題申請した研究に関係する外部資金の獲得状況を記述してください。
使用する予定の、「施設にある装置、器具」および「持ち込む装置、器具」についてそれぞれ記述してください。
U型課題:「緊急かつ重要である理由の説明、前回申請できなかった理由」について記述する箇所があります。課題の緊急性・重要性について説明してください。
P型課題:申請を行う前に、ステーション担当者との事前打ち合わせが必要です。「ステーション担当者との打ち合わせが済んでいるか」の確認、打合せを行った担当者名を記述してください。
[図等のアップロード機能]:項目 III., IV. 等において、図をアップロードする場合は、図のアップロード機能を使用してください。また、[結晶準備状況一覧]をアップロードする場合も、こちらからアップロードしてください。それ以外の資料(論文など)はアップロードしないでください。