IMSS

KEK

【物構研21-14】

【詳細説明】

本公募の特別助教は、放射光実験施設フォトンファクトリーの測定装置部門に所属する。フォトンファクトリーのビームラインは10の手法グループに分類されているが、採用者は「X線光学・イメージング」分野で活用されるビームライン群(BL-3C,14B,14C,20B,AR-NE7A)を担当する。
【測定装置部門HP】https://www2.kek.jp/imss/pf/section/endstation/

同部門では、放射光の特長を活かした新しい利用研究の創成を目指して、実験装置を含む主にビームラインエンドステーション部の高度化と利用技術開発を推進している。本公募の候補者は、現在の専門分野にとらわれず、放射光科学第一・第二研究系、および放射光実験施設の各部門と連携して、これらの活動を推進する。X線光学・イメージング分野のビームライン群の担当を主務とするが、幅広い視点から放射光科学の発展に貢献する意欲のある研究者を募集する。

本公募では、「ビームラインサイエンティスト」を目指すテニュアトラック助教(正式な職名は特別助教)を採用する。採用者は、ビームライン担当者としての業務の他に、ビームラインで展開されるサイエンスを手法ベースで推進する。また、採用者は、個別の手法分野に特化した技術だけでなく、フォトンファクトリーを始めとする放射光施設に共通のビームラインサイエンティストとしての技術を習得し、将来の放射光科学を担う人材となることが求められる。

※KEKでは任期付き教員を特別教員(特別准教授、特別助教など)としており、任期なしの定年制教員(准教授、助教など)と区別しています。本公募では、任期付きから任期無しへの変更をする場合、テニュアトラックに準ずる扱いとして、審査でその可否を決定します。