IMSS

KEK

人事公募 教授【物構研24-2】

本公募の教授は放射光実験施設フォトンファクトリーの基盤技術部門に所属し、部門の長として8の専門チームを統括して放射光ビームの安定供給と高性能化のための基盤技術の開発研究を主導するとともに、放射光科学分野の将来を担う人材育成を行う。
【基盤技術部門HP】 https://www2.kek.jp/imss/pf/section/beamline/

同部門は、放射光を実験装置に導くビームライン共通部の整備と高度化を目的として設置されている。フォトンファクトリーでは光源加速器の高度化、及び次期放射光源計画の具体的な検討を進めているが、その性能を最大限に活用するためには、ビームライン側の時間的・空間的な高精度化と安定化が喫緊の課題となる。これに必要なビームライン技術要素は、光学系、真空系、制御系、検出器、基盤設備など多岐にわたり、各技術要素の開発・高度化のみならず、それらを協働的に機能させて初めて最先端の測定が可能になる。一方、各ビームラインで開発・導入された最先端の実験・計測技術を標準化・共用化して、広く共同利用に供することは、放射光科学の発展に必須である。本公募の教授は、KEK加速器研究施設第6研究系(放射光源加速器担当)およびビームライン・エンドステーションスタッフと協力・連携して、基盤技術の開発・高度化研究を主導するとともに、放射光科学分野の将来を担う人材育成を行う。また、国内外の放射光施設や他の量子ビーム施設との技術的連携を推進する。
【新放射光源施設計画HP】 https://www2.kek.jp/imss/pf/pf-hls/