IMSS

KEK

人事公募 教授【物構研24-3】

本公募の教授は放射光実験施設フォトンファクトリーの測定装置部門に所属し、部門の長として10の測定手法グループを統括して実験装置を含むビームラインエンドステーション部の整備と高度化に関する開発研究を主導するとともに、放射光科学分野の将来を担う人材育成を行う。
【測定装置部門HP】 https://www2.kek.jp/imss/pf/section/endstation/

同部門は、フォトンファクトリー内で現在主に展開されている10の手法を基にした測定手法グループを組織し、各ビームラインはそれぞれの手法グループに帰属する体制になっている。フォトンファクトリーでは光源加速器の高度化、及び次期放射光源計画の具体的な検討を進めているが、その性能を最大限に活用するためには、実験装置を含むビームラインエンドステーション部の高性能化および次世代を担う新たな実験手法の開拓が課題となる。特に次期放射光源計画では、マルチビーム利用実験や広波長域利用実験が新基軸として提案されており、それら次世代の利用実験を実現するためには、各実験手法の深化だけでなく、有機的な連携や高度な融合が必要不可欠である。本公募の教授は、ビームラインエンドステーション担当者間の連携の中核を担い、 KEK加速器研究施設第6研究系(放射光源加速器担当)およびビームラインスタッフと協力・連携して、エンドステーションの高度化と標準化、および将来の標準化を見据えた先端化、さらには次世代の実験手法の開拓に関する開発研究を主導するとともに、放射光科学分野の将来を担う人材育成を行う。また、国内外の放射光施設や他の量子ビーム施設との手法的・技術的な連携を推進する。
【新放射光源施設計画HP】 https://www2.kek.jp/imss/pf/pf-hls/