IMSS

#14 「心の在り様が現実を左右する」 
~心理学的アプローチが目指すもの~

物構研コロキウム
  • 日時:9/19(金)10:00~
  • 場所:3号館階セミナーホール(メイン)/東海1号324室
  • 題名:~Mental Set Makes a True Difference~ Goal of Psychological Approach ~
  • 講師:根岸和政 氏(阪大)
  • 要旨:

    何らかの劣悪な環境下におかれても、挫折する人と乗り越えていく人がいます。その理由は、その人の心の在り様に由来しています。つまり、どのような心の在り様かによって、次に体験する現実が変わるということです。 では、なぜ挫折してしまうのか、このようなネガティブなことが起こる背景には「トラウマ」の問題があります。このトラウマを解消することで、本来の能力を発揮することが可能であることを経験的に私は知っています。ここでいうトラウマは、精神医学的な意味としてのトラウマではありません。ネガティブ思考や「わかっているけど、つい○○して失敗してしまう」など達成したいことがあるのになぜか前向きになれなくする過去の体験に付随する感情と信じ込みを総じてトラウマと捉えています。 このトラウマの仕組み、トラウマの解消法、ポジティブ思考に移行するための方法などをご紹介して参りたいと思います。 人が変化すれば、自ずと組織も変化していきます。現実も変化していきます。このことについて、皆様とご一緒に考えていければ幸いです。