IMSS

KEK

#18 PF小角散乱ビームラインの刷新

物構研コロキウム
  • 日時:1/30(金)11:00~
  • 場所:4号館1階セミナーホール(メイン)/東海1号館324室(TV会議)
  • 題名:PF小角散乱ビームラインの刷新
  • 英題:Refurbishment of SAXS Bealines at the Photon Factory
  • 講師:清水伸隆 氏(KEK物構研)
  • 要旨:

    小角散乱法は、生体試料を含むソフトマテリアルからハードマテリアルまでの様々な試料分野で活用される構造解析法で、1~数百nm、さらにはμmオーダーまでの幅広い空間スケールにおいて、物質内、及び試料表面近 傍の階層構造やドメインサイズ、分子概形などを解析する事ができます。PFの小角 散乱ビームラインでは、特に2013年度に大規模な高度化を実行してビームライン性能を一新し、さらには短周期アンジュレータを光源とする新BL-15A2を新たに建設しました。また、生体溶液試料のハイスループットな測定環境を構築するためにサンプルチェンジャーの開発なども行なっています。
    本公演では、これらの高度化の状況を説明すると共に、測定例についても紹介します。