「多様な物質系を利用した高速シンチレータ開発」
越水 正典 先生(東北大学大学院工学研究科応用化学専攻 准教授)
高強度の量子ビームの実現や、各種の時間分解計測分光の発展により、高速応答性を有する検出器のニーズが高まっている。このニーズを満たしうる検出器として有力なのは、高速応答性を有するシンチレータを搭載したシンチレーション検出器である。本講演では、多様な電子遷移を利用し、かつ多様な物質系を活用した、高速応答シンチレータ開発の現状と展望について報告する。
2019年2月27日(水) 13:30-15:00
KEKつくば 4号館 2階 輪講室1
KEK物構研・計測システム開発室
岸本俊二(syunji.kishimoto@kek.jp)