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第3回 文理融合シンポジウム 量子ビームで歴史を探る ー加速器が紡ぐ文理融合の地平ー

研究者向けイベント

文化財をはじめとする人文科学資料研究への活用が期待される「負ミュオンを用いた新たな非破壊研究手法」の実用が、今、日本の研究グループによって精力的に推進されております。高エネルギー加速器研究機構・物質構造科学研究所では、茨城県東海村にあるJ-PARC MLFミュオン施設(MUSE)で世界最高強度のパルス負ミュオンビームを用いた分析が進められており、また、大阪大学核物理研究センター(RCNP)でも、連続負ミュオンビームによる非破壊分析が活発に実施されています。
これまでも放射光や中性子などを用いて、様々な文化財科学の研究が行われておりますが、さらにミュオンも加えて、量子ビームを利用する文化財研究の第一人者が一堂に会して、これまでの考古学研究、並びに関連研究、更に分析技術を紹介し、文理融合研究の可能性を探る本シンポジウムを開催します。全国の大学・博物館・研究所等の人文科学系の研究者と自然科学系の研究者とのネットワークの形成に向けて、新たな文理融合プラットフォームを構築する一助となる事を期待しています。
昨年は7月に第1回シンポジウム(@国立科学博物館)、12月に第2回(@大阪大学中之島センター)が開催され、第2回シンポジウムのプロシーディングスも完成しました。このたび第3回シンポジウム開催にあたっては新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、オンライン開催とすることに致しました。皆様のご参加をお待ちしております。

世話人代表:三宅康博、下村浩⼀郎 (KEK物構研)


  • 日時:2020年 9月 25日(金)~ 9月 26日(土)
  • 場所:オンライン開催

    ※ オンライン開催に関する情報は、確定次第改めてお知らせします。

  • 主催:高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所
  • 共催:人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館、国立科学博物館
  • 協催:日本中間子科学会、J-PARCセンター、⼤阪⼤学核物理研究センター、
       新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。新たな応用への架け橋。」
       異分野融合(大阪大学)「新学術・産業応用を目指した次世代ミューオン分析拠点の形成」

お申し込み

参加のお申込みは、電⼦メールでお願いいたします。
登録完了後、オンライン会議に関する情報をお送りします。

宛先:bunri_yugo@ml.post.kek.jp

件名:文理融合シンポジウム申し込み
メール本文:以下の項目をご記載ください。

  • 1)氏名
  • 2)所属 (例:○○大学、○○研究所、○○博物館など)
  • 3)職名 (例:助手、研究員、教授など)
  • 4)連絡先メールアドレス

個人情報の取り扱いについて
  • 収集した個人情報は、当シンポジウムでのみ使用することとし、期間中は適正に管理します。
  • シンポジウム終了後は、速やかに関連データを消去します。
  • 個人情報の取り扱いについては、大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構のプライバシーポリシーに準拠します。
    KEK 個人情報保護

プログラム(tentative)

【 今般のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の状況を鑑み、オンライン開催のみに変更いたしました 】

                                             
9月25日(金)9:50~
開始 - 終了時刻
(講演時間:質疑含む)
タイトル 講演者
 座長:竹下聡史 
  9:50-10:00 挨拶 岡田安弘(高エネルギー加速器研究機構 理事)
10:00-10:10 挨拶 下村浩一郎(KEK物質構造科学研究所)
10:10-10:40 J-PARCにおけるミュオン非破壊分析 三宅康博(KEK物質構造科学研究所)
10:40-11:10 英国理研RALミュオン施設におけるミュオン利用分析研究の進展 石田勝彦(理化学研究所)
11:10-11:40 ミューオン非破壊分析の可能性について 佐藤朗(大阪大学)
11:40-11:50 日本中間子科学会からのお知らせ
11:40-13:30 休 憩
 座長:下村浩一郎 
13:30-14:10 負ミュオンによる歴史資料の内部分析と深さ方向分析 齋藤努(国立歴史民俗博物館)
14:10-14:40 負ミュオン非破壊分析による蛭藻金の表面処理の再検討 沓名貴彦(国立科学博物館)
14:40-15:10 非破壊成分分析による三角縁神獣鏡鋳造技術の復元 南健太郎(岡山大学埋蔵文化財調査研究センター)
15:10-15:20 休 憩
 座長:沓名貴彦 
15:20-15:50 負ミュオン寿命法による鉄鋼中の微量炭素の非破壊分析 久保謙哉(国際基督教大学)
15:50-16:20 中性子による日本刀研究の現状 鬼柳善明(名古屋大学)
16:20-16:50 X線顕微分光法の最近の進歩 新田清文(高輝度光科学研究センター
  
9月26日(土)10:00~
開始 - 終了時刻
(講演時間:質疑含む)
タイトル 講演者
 座長:久保謙哉 
10:00- 10:30 (仮)J-PARC MUSEにおけるミュオン分析 反保元伸(KEK物質構造科学研究所)
10:30- 11:00 (仮)100素子Geについて 竹下聡史、反保元伸(KEK物質構造科学研究所)
11:00- 11:30 CdTe半導体による高感度硬X線撮像分光検出器とミュオン非破壊分析への展開 渡辺伸(宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所)
11:30- 12:00 TES超伝導X線検出器が切り拓くミュオンビーム元素分析の展望 東俊行(理化学研究所)
12:00- 12:30 ミュオンによる試料の酸化状態分析 二宮和彦(大阪大学)
12:30- 13:30 休 憩
 座長:齋藤努 
13:30- 14:00 ひたちなか市埋蔵文化財調査センターにおける考古学研究の現状と課題 稲田健一(ひたちなか市埋蔵文化財調査センター)
14:00- 14:30 ミュオンビームを活用した新規医療文化財研究:緒方洪庵の薬 髙橋京子(大阪大学総合学術博物館/適塾記念センター)
14:30- 14:40 休 憩
 座長:三宅康博 
―巨大古墳の文理融合型総合研究―
14:40- 15:10 巨大古墳の文理融合型総合研究~ミュオンラジオグラフィを中心に 清家章(岡山大学)
15:10- 15:40 古墳のLiDAR測量 光本順(岡山大学)
15:40- 16:10 埴輪研究における理化学分析の実践とその意義
―考古資料にみられる文理融合の一事例―
木村理(国立文化財機構奈良文化財研究所)
16:10- 16:40 電子線マイクロアナライザーによる土器の分析 野坂俊夫(岡山大学)
16:40- 挨拶 小杉信博(KEK物質構造科学研究所 所長)

 

お問い合わせ

高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 三宅康博

E-mail: bunri_yugo@ml.post.kek.jp