IMSS

#42 UVSORにおけるSTXMの開発戦略

物構研コロキウム
  • 日時:3/22(火)10時00分~
  • (開始時間が当初の予定から変更になりました。)
  • 場所:オンライン、機構内(物構研とMLF)限定
  • 講演者:大東 琢治 氏 (KEK-IMSS-PF 准教授)
  • 題名:UVSORにおけるSTXMの開発戦略
  • 要旨:
    走査型透過X線顕微鏡(STXM, Scanning Transmission X-ray Microscope)は30 nm程度の空間分解能で2次元吸収分光を行うことで、試料の局所的化学状態を分析することに長けた手法である。STXMはプローブに軟X線を利用しているため、大気圧中やWater Windowの利用により水中の試料が測定可能であり、またWorking Distanceが比較的広く取れるので、試料周辺環境の許容度が高い。分子研UVSORに設置されているSTXMはこの特徴を利用し、主に特殊な試料セルを開発することによって、他の手法では実現困難なin-situ/operando分析の手法開発を精力的に行ない、ユーザーに測定環境を提供してきた。
    ここでは開発を行ってきた特殊測定手法や、その研究成果を報告する。
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