PF

放射光科学研究施設メールマガジン

PFユーザ向け情報
2016年3月11日

KEK共同利用者支援システム(KRS)にユーザー登録された方に以下の内容のメールマガジンをお送りしました。

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放射光科学研究施設メールマガジン
Photon Factory E-news Vol. 2016.0310
http://www2.kek.jp/imss/pf/
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春霞に煙る筑波山では、今年も梅祭りが開催されています。
「石走る垂水の上のさ蕨のもえ出づる春になりにけるかも」(万葉集)の歌が思い出されるような季節になりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
PFは、現在、スーパーKEKB加速器立ち上げと共存しながら放射光利用運転を行っています。

ここに、PFからのメールマガジンをお送りします。
このメールマガジンは、ユーザーの皆様と各種情報を共有させていただくことを
目的として発行しています。
この放射光科学研究施設メールマガジンは、KEK共同利用支援システム(KRS)へユーザー登録した放射光関係者にお送りしています。


1.共同利用関係

1ー1.加速器運転について

2016年度5ー6月期ビームタイム配分はPF内での検討が終了しましたので、ビームライン担当者から配分結果が通知されます。BL-14に関しては、超伝導電磁石を冷却する液体ヘリウム断熱真空部の真空度悪化への対応のため、ビームタイム配分を4月末頃まで延期することになりました。関係ユーザーの皆様にはご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。

運転スケジュール
http://www2.kek.jp/imss/pf/apparatus/schedule/SC2016F_Feb02.pdf
加速器入射について
http://www2.kek.jp/imss/notice/2015/11/161500.html
PF-AR運転について
http://www2.kek.jp/imss/notice/2015/11/191600.html
BL-14運転について
http://www2.kek.jp/imss/notice/2016/03/bl-14.html


1ー2.来所・実験の手続き等について(ユーザー登録、必要な書類、安全講習、旅費申請、宅配便、無線LAN、実験終了後の手続きなど)

下記WEBページに詳細を掲載していますので、ご参照ください。
http://www2.kek.jp/imss/pf/use/procedure/


1ー3.用務の年度更新について(重要)

2015年度に共同利用者支援システムに登録した用務を2016年度に引き続き利用する場合、「用務の年度更新」の手続きが必要です(4/30締切)。早めの手続きをお願いします。
https://krs.kek.jp/uskek/ui/


1ー4.員等旅費の支給について

員等旅費節約に関しては、日頃からご理解とご協力をいただき大変ありがとうございます。2016年4月から6月期の旅費支給基準は、以下のように設定させていただきます。ご不便をおかけしますが、加速器運転時間確保のために、ご理解とご協力をいただきますようお願いします。S型課題も含めまして、できるだけ自己資金での旅費確保をお願いします。
なお、出張依頼旅費申請はビームタイムの二週間前までにご提出ください。これ以降の申請になりますと旅費が支給できないことがあります。

「2016年4-6月期の支給基準」
G型課題は実験時間によらず1回1名分のみ旅費を支給
評点4.0以上の課題についても支給人数の追加はしない


1ー5.PF一般安全講習について(重要)

放射光利用実験を安全に効率よく行っていただくために、毎年度、最初の実験前に安全講習を受けていただいております。このうち、「PF一般安全講習ビデオ」につきましては、WEB上での事前講習となっています。

各年度で、以下二種類の安全講習(年度内にそれぞれ1回の受講)が必要です。

◯PF一般安全講習:WEB上でのオンライン受講
◯放射線安全講習:PFに来所してからの受講

手続きの詳細は、以下のWEBページを参照してください。
http://pfwww.kek.jp/safety-video/

注意:「合格証・入域手続き申込票」は、入域手続き申込票を兼ねていますので、来所時に『毎回』印刷して持参してください。


1ー6.論文、学位論文、研究成果の登録について

PFへの積極的な研究成果の登録を、是非、お願いします。
特にこの時期には、少しでもPFを利用された学位論文(修士、博士)の登録をお願いします。
http://www2.kek.jp/imss/pf/use/result/

注意(重要):課題申請がなされた場合、放射光共同利用実験審査委員会(PF-PAC)において、基準に従い、過去のPFへの論文登録数を考慮して申請課題の評点が減点される場合があります(イエローカード制度)。2016年5月締切予定の次回実験課題申請では、PF-PACで決められた基準を満たさない申請者に対して、課題申請システムによる自動判定がなされ、新たな論文登録を行うか論文が出版できなかった理由書の提出がないと課題申請ができなくなる予定です。課題申請時にそのようなことが生じないように、是非、皆様からの日頃のPFへの論文登録をお願いします。
http://www2.kek.jp/uskek/apply/pfpac_process.html



2.将来計画、ユーザーの皆様との情報交換、意見交換について

当日参加登録もできますので、奮ってのご参加をお願いします。

2ー1.2015年度量子ビームサイエンスフェスタ(第7回MLFシンポジウム/第33回PFシンポジウム)

2016年3月15日(火)~16日(水)
http://qbs-festa.kek.jp/2015/


2ー2.PF-UA拡大ユーザーグループ・ミーティング(蓄積リング型高輝度放射光源(KEK放射光:仮称)について)

2016年3月14日(月)17:00-18:00
http://pfwww2.kek.jp/pfua/katsudo/20160107.htm


2ー3.PF-UAユーザーグループ・ミーティング

2016年3月14日(月)、16日(水)
http://pfwww2.kek.jp/pfua/katsudo/UGMT2015.pdf


2ー4.第33回PFシンポジウム

2016年3月16日(水)9:00-
http://qbs-festa.kek.jp/2015/

議論のための資料として,蓄積リング型高輝度放射光源(KEK放射光:仮称)の暫定スペックを公開しました。
http://www2.kek.jp/imss/pf/plan/KEKLS_20160302.pdf



3.ビームラインの状況

改造ビームラインの詳細状況は、今後もPF-WEB等でお知らせする予定です。
http://www2.kek.jp/imss/pf/apparatus/bl/
http://www2.kek.jp/imss/pf/apparatus/blupdate/


4.PF News

Vol.33、No.4が発行されています。PFからの施設報告や最新の研究成果などが記載されています。
http://pfwww.kek.jp/publications/pfnews/index.html


5.物構研 News

No.16 2016年2月号が発行されています。物質構造科学研究所で行われている研究の成果や、共同利用に開放している研究施設の整備状況などが記載されています。
http://www2.kek.jp/imss/news/IMSS-News/


6.お知らせ

PF研究会「徹底討論!小角散乱の魅力~基礎・応用・産業利用」:3月30日(水)~3月31日(木)
http://www2.kek.jp/imss/pf/workshop/kenkyukai/160330.html

平成28年度後期課題(S2型、G型、T型)、MP課題公募日程(予定)
公募開始:4月中旬、公募締切:5月中下旬

平成28年度後期PF研究会公募日程(予定)
公募開始:4月上旬、公募締切:6月上旬

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お手数ですが、下記メールアドレスまでお知らせ下さい。
また、メールマガジンに関するお問い合わせ、コメント等もよろしくお願いします。

大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
物質構造科学研究所 放射光科学研究施設
住所:〒305-0801 茨城県つくば市大穂1-1
連絡先電子メールアドレス:pf-magazine@pfiqst.kek.jp
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