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物質構造科学研究所 共同利用ユーザーの皆様

2013年5月28日

物質構造科学研究所 共同利用ユーザーの皆様、

5月23日に発生しましたJ-PARCハドロン実験施設での被ばくおよび放射性物質の漏洩事故により、皆様には多大なご心配とご迷惑をおかけしております。 物構研は、KEKに属する研究所として、またJ-PARCの物質・生命科学実験施設(MLF)に装置を設置し、その維持管理だけでなく、MLFの運営にも深く関与している研究所として、今回の事故には大きな責任を負う立場にあります。 物構研は今後、J-PARC、KEKの一員として、加速器科学に対する社会からの信頼回復に最大限の努力をしていきたいと考えております。
また今回の事故を教訓に、MLFに設置した装置はもとより、つくばキャンパスの施設についても、安全性の再点検と必要な対策を講じるとともに、研究者および施設に関与する全職員の危機管理意識の向上に努力してまいります。 MLFはしばらくの間停止状態を継続すると思われますが、今後とも皆様のご支援を頂きたくお願い申し上げます。

KEK物質構造科学研究所長 山田 和芳

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