7月29日(水)「KEKこども参観日」が開催され、職員の子どもたちが、お父さん、お母さんの職場を訪れました。 「KEKこども参観日」は、次世代育成支援対策の取り組みとして今年度初めて行われ、保護者の働く姿を見ることで、子どもたちが「働くこと」や、自分の将来について考え、家族間のコミュニケーションを深めるきっかけとなることを期待しています。
オリエンテーション、自己紹介の後、立派な名刺を手に、それぞれの職場に向かいました。放射光科学研究施設フォトンファクトリー(PF)を訪れた、小中学生。ミーティングやPFコントロール室を訪れ、実験ホールでは実験装置の部品交換の様子を見学しました。「あれは何?これは?」と興味津々でお父さんを質問攻めです。
構造生物学研究センターを訪れた子どもたちは、結晶化ロボットで96種類のサンプルが一気にできあがっていく様子を観察、遠心分離機や低温室を見学するなど、短時間ながら盛りだくさんの内容でした。タンパク質の結晶すくいでは、なかなか慣れない顕微鏡作業に苦心しながらも、兄弟で力を合わせてチャレンジしてました。
子どもたちは、お父さん、お母さんの職場ということで、リラックスしながらも、真剣に観察し、多くの質問をしていました。
元気いっぱいの子どもたちの来訪で、他の職員も自然と笑顔になり、楽しいひとときになりました。
今年の夏休みの思い出と、自由研究の1ページとなったでしょうか。