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KEKと北海道大学との 第8回 連携協議会および連携シンポジウムが開催されました

物構研トピックス
2017年12月 8日

12月4日、北海道大学にて、第8回 連携協議会が開催されました。それに先立ち、KEKの山内 正則 機構長が、北海道大学の名和 豊春(なわ とよはる)総長を表敬訪問しました。

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連携協議会のようす

連携協議会では互いの近況報告の後、北大における加速器利用の現状についての紹介がありました。平成28-29年度は、研究協力のほか、大学院連携、研究交流・人材交流の分野での連携事業が行われています。
その後、今後の連携の進め方についての意見交換が行われ、今後の協力について確認しました。意見交換では、特に、加速器利用研究での協力、主に技術職員や若手人材の育成についての議論が交わされました。



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連携シンポジウムのようす

また、翌12月5日には、「共同利用・共同研究・共用におけるデータ管理/データベースのあり方と、北大-KEK連携でのアクションプラン」をテーマに連携シンポジウムが開催され、連携協議会にひき続いて、北大-KEK連携でのアクションプランの構築を目指し話題提供がありました。
北大 触媒科学研究所 所長 朝倉 清高 教授からは「触媒科学研究所でのXAFSデータベース構築と世界展開」について発表があり、大型施設におけるユーザーの膨大なデータの有効活用について議論しました。北大 情報科学研究科 湊 真一 教授からは「基盤(S)離散構造処理系プロジェクトの概要と実験科学への応用」と題し、計算理論と応用技術をつなぐ実装技術の重要性の指摘がありました。
また、物構研 大友 季哉 教授からは、「中性子分野での実験データベース構築」について、物構研 山田 悠介 助教からは、「KEK 構造生物学研究センターでのデータ管理」についての紹介があり、 大型施設におけるユーザーの実験データの扱いの現状と課題、今後の連携等について議論されました。

KEKと北海道大学との連携におけるアクションプランに向けた議論では、

  • XAFS分野を手始めにデータ共有に向けた協力を進める
  • 人材育成(特に技術職員や若手)についてお互いの制度メニューを共有する
ことなどが検討されました。


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