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チョコレイト・サイエンス@多摩六都科学館を開催

物構研トピックス
2018年2月 9日

多摩六都科学館は、東京都の小平市・東村山市・清瀬市・東久留米市・西東京市の5市で運営されている科学館で、西東京市にあり、最寄り駅は西武新宿線の花小金井駅です。 最も多くの星を投映するとして世界一に認定されているプラネタリウムがあり、観察・実験・工作が楽しめるイベントを多数開催しています。

2月3日、その科学館の科学学習室で「チョコレイト・サイエンス~物理で美味しく~」を開催しました。 午前・午後の2回で小学4年生から大人まで合わせて46人が、チョコレートの実験に参加しました。

実験では、チョコレートを湯せんで融かして冷やし固めただけのチョコレートと、 温度制御をした「テンパリング」の方法で作ったチョコレートの2種を作りました。 型に入れたチョコレートが冷蔵庫で冷えるのを待つ間に、テンパリングをするとココアバターの結晶の型が変わるしくみと、 チョコレートに放射光を当てて観察した実験について解説がありました。 メモをとったり、スライドを写真に撮ったりする姿も見られました。

お待ちかねの試食タイムには、食べる前に観察です。2種のチョコレートを型から外して見比べたり、割ったときの感触も比べました。
参加者からは、「おいしかった」はもちろんのこと、「テンパリングの有無で、まったく違う味になることが体験できておもしろかった」、 「見た目、味わいの違いが結晶の違いだったなんて!」などの感想が聞かれました。

テンパリング中
テンパリング中
チョコレート型に流しているところ
シートの上に流しているところ
試食の時間「あれ?べたべた~」
これは何型のチョコレートでしょう?
2種のチョコレートの違いをチャートに
(水色が単純冷却、ピンクがテンパリングしたもの)

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