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千葉大-KEK 連携 第1回 合同シンポジウム が開催されました

物構研トピックス
2018年4月26日

4月23日、千葉大学の西千葉キャンパスにて、千葉大-KEK 第1回合同シンポジウムが開催されました。

大学共同利用機関であるKEKは、各大学との連携を強化するため相互の人材交流を目指した取り組みを進めています。 既に千葉大学では多くの研究者や大学院生等が、KEKでの放射光や加速器を用いた研究・実験を行っていますが、連携強化の一環として互いの理解を一層深めるため今回のシンポジウムが企画されました。

千葉大学の徳久 剛史 学長の挨拶と、関 実 理事による千葉大の紹介の後、KEKの幅 淳二 理事、物質構造科学研究所 小杉 信博 所長らから、KEKおよび物構研の活動内容について紹介がありました。 その後の意見交換では、学部学生のフォトンファクトリー利用などについての質問や、共同利用を進めるにあたっての課題などが話し合われました。

シンポジウムの後半には、KEKの施設を利用した研究についての講演があり、千葉大の一國 伸之 教授による放射光を用いた触媒研究の話題、物構研の木村 正雄 教授によるX線顕微鏡を使った観察の話題、KEKの高﨑 史彦 名誉教授によるミュオンを用いたピラミッド透視の話題が提供されました。講演会の参加者の半数が学生で、KEKのプログラム等への積極的な参加への呼びかけがありました。

隣の県同士という地の利を生かし、連携を今後さらに強化していくことを確認したシンポジウムとなりました。

千葉大学の徳久 剛史 学長の挨拶
KEK 幅 理事によるKEKの紹介
今後の連携の進め方に関する意見交換のようす
講演会のようす

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