6月22日、つくばキャンパスにおいて、SBRC International Cryo-EM Seminar1が開催されました。
このセミナーは、クライオ電子顕微鏡の生物学分野での活用について広く学ぶため、物構研 構造生物学研究センター(SBRC)が開催するもので、初回となる今回は、 講師にオランダから Arjen Jakobi 博士を迎えました。 演題は "New tools for (and new biology with) cryo-EM imaging" でした。 他研究機関や他大学および企業から参加者が集まり、物構研内の出席者も含め50名が参加しました。
冒頭の構造生物学研究センター(SBRC)の千田センター長の挨拶では、BINDS(創薬等先端技術支援基盤プラットフォーム)について説明があり、KEKに導入されたクライオ電顕や、SBRCが中心となって運営を進める「クライオ電顕ネットワーク」が紹介されました。 クライオ電顕ネットワークは、日本国内の研究者がBINDSプロジェクト等により整備されたクライオ電顕を利用して、高分解能構造解析を行うためのネットワークです。
講演後は、COI棟に移動し、SBRCのクライオ電顕の見学会が開かれました。 参加者が多かったため、数グループに分かれての見学となりました。
関連ページ: