物構研では、フォトンファクトリーユーザーの広島大学 上野 聡 教授の研究成果に基づき、物理で美味しいチョコレート作りの体験プログラム「チョコレイト・サイエンス」を実施しています。 このプログラムでは、子どもから大人まで楽しめる「チョコレート作り」を通して身近な物理の面白さに触れてもらうことができるようになっており、これまでの5年間で参加者は830名を超えました。
この度、その活動が女子小中学生の理系への関心を高める取り組みとして高く評価され、「チーム チョコレイト・サイエンス」が日産財団よりリカジョ賞 第2回 準グランプリを授与されることとなりました。 チーム チョコレイト・サイエンスとは、チョコレイト・サイエンスの創設当時の主要メンバーであり、現在は東京大学 物性研究所 広報室所属の餅田 円さんを代表に、 これまでチョコレイト・サイエンスを開催してきた物構研のメンバーと、それに協力してくださっているつくば市内のチョコレートメーカー 株式会社東京フードのみなさんからなります。
7/24に行われた贈呈式では、餅田 円さんと山田 悟史さん(物構研 中性子科学研究系)が5年にわたる取り組みについて発表を行いました。 選考委員による講評では、身近な食品にまつわる高度な科学を飽きさせずに学ばせるプログラムは秀逸、とのコメントがありました。
プログラム実施にあたりご協力くださったたくさんのみなさまに感謝申し上げます。
なお、12月には広島大学において5周年記念イベントの開催を企画しています。
今後とも、チョコレイト・サイエンスをどうぞよろしくお願いいたします。
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