2019年8月25日(日)、J-PARC施設公開2019が開催されました。晴天に恵まれ、およそ1,600人が来場しました。
物構研では、物質・生命科学実験施設(MLF)1階エントランスおよび実験ホールでの展示を行いました。また、MLFサイエンスラボとしてスライム工作教室が開催されました。
MLFはシャトルバスを降りてすぐの建物で、多くの方が来てくださいました。今年は、第1実験ホールが公開されました。
物構研では、J-PARC施設公開(8/25)とKEK一般公開(9/1)の連動企画として、J-PARC MLFで出題したクイズのこたえを、翌週末にKEKのフォトンファクトリー(PF)に持ってきていただくと限定缶バッジセットを進呈とお知らせしました。結果、遠方にも関わらずおよそ70人の方がご参加くださいました。ありがとうございました。
J-PARC研究棟では、物構研 ミュオン科学研究系の下村 浩一郎 教授が「世界で最もシンプルな原子の精密分光」と題して講演しました。
MLF2階では、午前と午後の2回、東京の多摩六都科学館からスライムに詳しい佐々木 有美 先生をお招きして、スライムをつくる工作教室が開催されました。各回30人の人数限定プログラムで、整理券はすぐに完売し、小学生を中心に多くの親子連れが参加しました。
スライムを作成した後は、どれだけ伸びるか広がるかを数値で表すことを学びました。
今回の教室には、佐々木 先生とともにスライムを研究している、物構研の瀬戸 秀紀 教授と、総合科学研究機構(CROSS)中性子科学センターの富永 大輝 さん、中尾 朗子 さんが参加しています。
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