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第9回対称性・群論トレーニングコースをハイブリッド開催しました

物構研トピックス
2021年10月14日

合宿さながらの熱い授業で知られる「対称性・群論トレーニングコース」 が、この秋やっと再開しました。

物構研の量子ビームユーザーには物質構造研究にあたって結晶学に通じる対称性や群論についてきちんと学びたいという研究者がたくさんいます。 また、この授業は総合研究大学院大学(総研大)の他大学開放科目となっています。
昨年度延期となり待ち望まれていたこのコースのために、フランス在住の Massimo Nespolo 講師は入出国前後の待機期間など数々の障害も苦にせず日本へやってきました。

9/13から9/17の5日間、受講生のうち総研大生を含む5名は感染対策をとってKEKつくばキャンパス4号館の会場で講義を受け、それ以外の受講生29名はオンラインでの聴講となりました。会場は学びたいという強い意志でピリッと張り詰めた雰囲気でした。
会場のビデオカメラを担当した総研大生で構造生物学研究センター(SBRC)所属の菅原 隆広さんは、「自分の研究とも関連が深いので、つい仕事を忘れて聴き入ってしまいました。今度は受講生として参加したい」と話していました。


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