IMSS

KEK

「第3回対称性・群論トレーニングコース」を実施

物構研トピックス
2015年8月18日

高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所と日本結晶学会の共同主催による「第3回対称性・群論トレーニングコース」が8月3-7日の5日間、大阪大学の蛋白質研究所で行われました。

fig3-GroupPhoto.jpg

本トレーニングコースは国際結晶年(IYCr2014)を契機に、結晶学と直結する対称性や群論の知識を身に付けることを目的に立ち上げられたものです。物構研は構造科学研究の一つの柱である結晶学における人材育成として、第1回目より本コースを主催しています。これまでKEK(つくば市)で2回実施し、好評により今後も継続して開催することになりました。第3回目となる今回は、兼ねてより希望のありました関西圏で実施いたしました。

今回も相変わらずの人気で、定員を前回よりも5割増やしたにも関わらず募集開始後4時間半で満員となるほどでした。

fig1.jpg
びっしり埋まった会場の様子

img03.jpg
講義中のマッシモ先生

fig2.jpg
講義終了後、宿舎のロビーで行なわれた質問会

トレーニングコースは、毎日9時から18時まで、講義と演習を繰り返し、自ら手を動かすことによって理解度を深めていく、かなりハードな内容でした。それにもかかわらず、20時過ぎからは、宿舎のロビーで講師による質問受付セッションが開催され、夜遅くまで熱心に質問する受講生の姿が印象的でした。受講生は、生命科学や物質科学と幅広い専門分野や年代、立場から58名が参加されており、分野からだけでも本コースのニーズの広さが伺えます。

猛暑の中、ほとんどの方が最後まで完走することが出来ました。最終日には、講義の終了後には講師のネスプロ・マッシモ教授(フランス・ロレーヌ大学、国際結晶学連合数理結晶学委員会前委員長)の直筆サイン入りの修了証が手渡され、受講生の皆さんは充実した表情をされていました。

実行委員会では、今後も継続的に本コースを開催していく予定です。ご興味をお持ちの方は、ぜひ以下の関連サイトをご覧ください。


◆関連サイト