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チョコレイト・サイエンス@蒲郡市生命の海科学館を開催

物構研トピックス
2018年2月 1日

愛知県の南東に位置する蒲郡市は、それぞれに獲れる魚介が異なる漁港を複数持つ「海のまち」で、いまは「蒲郡みかん」の季節です。 蒲郡市生命の海科学館は、蒲郡駅近くにあり、海にまつわる地球や生物の歴史を学ぶことができる科学館です。

1月20日、その科学館でチョコレイト・サイエンスを開催しました。 蒲郡近郊や名古屋市から来てくれた幼児から大人まで28人が参加し、チョコレートを科学の目で見て、作り味わいました。

実験では、削ったチョコレートを湯せんで融かし、3種類の方法で固め、比較します。 チョコレート職人がやっている「テンパリング」という方法は、一番難しく慎重な作業が必要です。 チョコレートを決まった温度で数十秒保つことが必要で、あるテーブルからは温度計をみながらみんなで秒数を数える声が聞こえてきました。

(右)蒲郡市生命の海科学館 山中 敦子 館長
(左)解説を担当した宇佐美 徳子 講師
チョコレートを型に流し込んでいるところ
3人がかりでテンパリング中
3種のチョコレートを比べています
試食の時間「食感は?味はどうかな?」
自分の感じた3種のチョコレートの違いをチャートに表します

参加した小学生からは、「チョコレートが小さい粒でできていることが分かった」という感想や、 「失敗したチョコも、もう一度融かしたら、ちゃんとしたチョコレートができるの?」などの質問が出ていました。

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