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国光あやの衆議院議員がフォトンファクトリーを視察

物構研トピックス
2019年9月 4日

9月3日、国光あやの 衆議院議員がフォトンファクトリー(PF)を視察されました。船守展正 放射光実験施設長の案内で、実験ホール内を、BL-19の走査型透過X線顕微鏡(STXM)、BL-17タンパク質結晶構造解析ビームライン、BL-14CのX線干渉計などを中心に見学されました。

途中、PF光源棟2階見学通路では、TIA連携大学院の先端計測・分析サマースクールの受講生たちと一緒になる場面も。つくば市在住の国光議員は、つくばの研究機関の連携に興味を持たれているようで、スクールの内容に関する質問など、若い学生の受講生たちに声をかけていらっしゃいました。受講生の皆さんにとっても良い経験になったようです。

船守施設長からは、PFが自然科学の広い分野の多数の研究者・学生を受け入れていること、新しい装置を整備することにより先端性も兼ね備えた基盤施設としての重要な役割を果たしていることについて説明しました。医師でもある国光議員は、PFがメディカル・バイオ系の分野にも広く貢献していることについて、非常に興味を持っていただいたようです。実験ホールの入口では、アダ・ヨナット博士の写真の前で足を止められたので、PFがリボソームの構造解析に貢献したことについて説明したところ、熱心に話を聞いてくださいました。X線干渉計の前では、「がんの診断にも使えそうですね」「このような装置を病院に置くことはできるのですか」など感想や質問がありました。

TIA連携大学院、先端計測・分析サマースクールの受講生・スタッフと懇談
実験ホールを見学