KEKでは8月31日から3日間の日程で、「2023年4月採用高エネルギー加速器研究機構研究系技術職員 仕事体験」をオンライン開催し、全研究所施設(素粒子原子核研究所・物質構造科学研究所・加速器研究施設・共通基盤研究施設)がそれぞれのオンラインミーティングを開催しました。物構研では8月31日に「『極小世界が見たい!』を支える技術 ビームライン」 および「ビームライン機器」と題してフォトンファクトリー(PF)から配信し、参加者は4名でした。
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2023年4月採用高エネルギー加速器研究機構研究系技術職員 仕事体験 募集要項
今回の仕事体験では、石井 晴乃 技術員が司会を務め、まずKEKつくばキャンパスを見下ろす動画で直線加速器からPF実験ホールまでを映し、その後、小菅 隆 先任技師がPF研究棟の屋上から生中継を行いました。その後、PFの技術職員4名がスライドを使ってそれぞれの仕事について解説し、実験ホール内BL-12を例にビームラインや光学素子を紹介しました。
見学会の後、PFで働き始めて1年目の片岡 竜馬 技術員が体験を話し、その後参加者とスタッフ全員が参加して座談会が開かれました。
参加者を対象に行った事後のアンケートには、物構研での仕事体験に対して「光ビームをつくるために必要な知識を学びながら、技術開発ができる環境に魅⼒を感じた」「測定者がみたいと思うことを実現させることができたらやりがいを感じられそうだと思った」「発表した皆さんから暖かい雰囲気が感じられた」などの感想が書かれていました。
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