10月16、17日の二日間、北海道大学(北大)創成科学研究棟にて、北大とKEKとの連携シンポジウムが開催されました。このシンポジウムは北大-KEK連携協力協定に基づき、加速器科学を基盤とした相互連携研究の推進を目的として北大とKEKで毎年開催されているものです。
KEKからは、物構研放射光科学研究施設の村上洋一施設長、伊藤健二主幹、低速陽電子実験施設の兵頭俊夫特別教授、中性子科学研究系の大友季哉主幹、ミュオン科学研究系の門野良典主幹がそれぞれの研究系・施設の現状と将来計画、研究アクティビティーについて紹介しました。
北大側からは、渡辺精一教授、加藤昌子教授、原 賢二准教授の3名が最新の研究成果について紹介され、物構研の4つの量子ビーム施設を利用した今後の共同研究の可能性について活発な議論が行われました。次回は、今年度内にKEKで開催される予定です。