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文理融合シンポの動画公開

物構研トピックス
2023年8月 3日

昨年の11月に開催された文理融合シンポジウムの講演動画を公開しました。

近年、ミュオン、中性子、放射光などの量子ビームを用いて、試料(資料)を壊さずに調べる分析(非破壊分析)が盛んに行われており、測定技術も飛躍的な進歩を見せています。 この講演会では、非破壊分析の方法や得られた研究成果について、最先端を行く研究者が講演しました。

初めに、物構研の小杉 信博 所長が非破壊分析について解説しました。続いて量子ビームを用いた分析の最新の話題として、大阪大学総合学術博物館/適塾記念センターの髙橋 京子 招へい教授が江戸時代後期に活躍した緒方洪庵が用いていた薬瓶の成分について、最後に大阪大学大学院理学研究科の寺田 健太郎 教授が小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウのかけらから分かったことをお話しています。なお、寺田先生の動画の公開は今年の11月いっぱいとなります。

どうぞご覧ください!

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