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駐日インド大使がKEKを訪問、インドビームラインに関する覚書の延長に署名

物構研トピックス
2015年6月10日

6月9日(火)、駐日インド大使のDeepa Gopalan Wadhwa氏および駐日インド大使館科学技術参事官のChadaram Sivaji氏がKEKに来訪されました。共同研究・研究協力について意見交換を行うとともに、2008年より締結しているインドビームラインに関するMOUの1年間の延長に関する覚書に調印しました。

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KEKとインドは、Belle/BelleII実験や加速器開発において科学的、技術的な協力を行っています。フォトンファクトリーでは上述のMOUに基づき、インド科学技術庁(DST, Department of Science and Technology)が設置したビームライン(BL-18B)が運用されており、インド研究者による基礎研究や、若手研究者をはじめとする放射光を利用する人材の育成の場となっています。また、同ビームラインは日本人をはじめとする研究者にも公開されています。Wadhwa大使ご一行は、インドビームラインを見学され、Milan K. Sanyal教授(Saha Institute of Nuclear Physics)らによって整備された装置類を見学し、そこで行われている実験や今後の研究内容に関するインド人研究者の説明について熱心に耳を傾けられていました。

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