〜 NEWS@KEK 〜
2002年の1月から連載を続けてきたトップページのNEWS@KEKも今週で第59話になりました。今回はこれまでのニュースを振り返り、ニュースを通して皆さんに何を伝えようとしてきたのかをまとめてみたいと思います。これまでのKEKからのニュースを分類すると以下の4つのタイプに分かれます。それぞれの内容をニュースの見出しから眺めて見ましょう。 研究活動や成果の紹介 失われた世界を探る(1月24日)、失われた世界を探るII(1月30日)、スーパーカミオカンデ〜事故からの再生〜(2月7日)、リニアコライダー計画に燃えた北京会議(1)(2月14日)、リニアコライダー計画に燃えた北京会議(2)(2月21日)、細胞内の運び屋タンパク質〜積荷の現場を捉えた〜(2月21日)、X線でタンパク質を探る〜放射光が開く構造生物学〜(2月28日)、粒子と反粒子の性質の違い〜BELLE実験観測速報〜(3月14日)、東海村に世界最強の加速器団地(3月7日)、DESYで進むZEUS実験(1)〜世界で活躍する日本の研究者たち〜(4月4日)、世界最強パルスを発生〜大オメガプロジェクトの成果〜(4月4日)、DESYで進むZEUS実験(2)〜世界で活躍する日本の研究者たち〜(4月11日)、最極微の世界に迫るLHC計画(1)〜世界が注目するCERN〜(4月25日)、加速器でつくる超高密物質〜さらさらヘリウムの利用〜(5月9日)、最極微の世界に挑戦するLHC計画(2)〜ヒッグス粒子を探す〜(5月9日)、最極微の世界に挑戦するLHC計画(3)〜国際分業で育つアトラス〜(5月30日)、気球で探る反物質〜BESS実験〜(6月6日)、K2K実験〜国際会議で報告〜(6月13日)、運び屋タンパク質の耳〜立体構造を決定〜(6月20日)、宇宙からの反粒子探し〜BESS気球観測続く〜(8月22日)、加速器で心臓診断〜冠動脈を撮影〜(8月29日)、タンパク質研究の大計画〜3000種を5年で〜(9月5日)、金属の疲労破壊や亀裂を探る〜パルス状中性子の利用〜(10月3日)、世界最小の氷チューブ〜炭素分子の管で成型〜(10月10日)、素粒子で探る火山〜マグマの動向探査〜(12月19日) 研究活動を支える共通技術について 物質構造を探る加速器(1月24日)、放射光発生20周年〜夢の光の工場フォトンファクトリー〜(3月22日)、測定器内の素粒子の動き再現〜Geant4ユーザー研究会から〜(3月22日)、大電力高速半導体スイッチ〜加速器技術の最新情報〜(5月16日)放射線のふるまいを探る〜計算プログラムEGS4〜(7月18日)、素粒子世界の時計(1)〜ナノ秒を計る〜(7月25日)、素粒子世界の時計(2)〜ナノ秒を計る〜(8月1日)、汚れ落として性能アップ〜加速器のお掃除作戦〜(8月8日)、加速器で見る月〜軌道を変える潮汐力〜(9月19日)、コラボラトリー(10月24日)、陽電子ビームをつくる〜単結晶で強度向上〜(11月7日)、素粒子実験とグリッド技術〜国際舞台での成果〜(12月5日) 研究理解に役立つ科学知識 加速器世界のエネルギー通貨〜電子ボルトの話〜(3月7日)、加速器の中の世界〜真空の話〜(4月18日)、寿命はあるけど年はとらない〜素粒子の奇妙な一生〜(11月21日) KEKの人々・環境・行事 平成13年度KEK技術賞決まる(1月30日)、10編の技術報告が支える1編の論文(2月7日)、国際「食」豊かなKEKの集い(2月14日)、1周3キロのトラック(2月28日)、ノーベル物理学賞受賞者グラショウ教授がKEKへ(3月14日)、四季に見るKEKの草花(4月11日)、窒素運搬車〜KEKで出会う車〜(3月28日)、海外からの研究者に聞く〜マーク・ロスさん〜(5月23日)、加速器の性能を上げる〜受賞者に聞く研究開発〜(6月27日)、KEKB加速器の夏休み〜世界一の高性能を準備〜(7月4日)、科学と遊ぼう〜一般公開ご案内〜(7月11日)、KEKに見る夏の草花(8月1日)、KEKに2300人〜一般公開ハイライト〜(9月12日)、10年前のホームページ〜KEKが発した日本初〜(9月26日)、KEKに見る秋(10月17日)、愛称はジェイパーク〜大強度陽子加速器施設〜(10月31日)、中東に国際共同研究の場を〜放射光科学セミナー開催〜(11月14日)、阿部賞の設置と授与〜 加速器技術の国際会議 〜(11月28日)、つくばに初雪〜雪が降ると加速器は?〜(12月12日) ニュースを見るとお分かりのようにKEKの活動は深く広い分野に及んでいます。これからも新しい研究実験計画がまだまだ目白押しに並んでいます。今後も、KEKの研究活動だけでなく、ここに働く人々、環境、行事も含めて一般の方々へお知らせする話題をさらに豊かで実りあるものにしていきたいと考えています。どのニュースでも結構ですから、お読み頂いた後にご感想やご提言を是非KEKへお寄せください。
研究活動や成果の紹介